はっちゃん、またね 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日
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あらすじ
「はっちゃんのいないこの世界は死ぬほど空しい。でも、私は生きてゆく――」多発性骨髄腫を発症した夫・加賀八郎(「THE GOOD-BYE」ベース、ボーカル)との日々を、妻で漫画家の池沢理美が描いた、夫婦の闘病コミックエッセイ。夫婦で過ごした切なくも愛おしい1094日間の物語です。「壮絶な闘病、そして喪失の哀しみののちに残ったのは、愛でした――。」
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みんなのレビュー
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悲しいけれど温かくて…
命の長さと向き合うということは
とてもデリケートでありながら
誰しも避けては通れないテーマ。
好きな人を失う辛さ。
とても悲しいけれど悲しさだけではなく
常に明るく温かく愛に溢れている夫婦…
私もそんな夫婦になりたいと思いました。
読んだ後
読者までもが愛情に包まれた感覚になる
とにかくオススメの一冊です!by 匿名希望- 16
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5.0
父のことを思い出しながら
父を同じ病気で亡くしました。
辛くて読み進められないんじゃないかと思いつつも、泣きながら最後まで読みました。
使っていた薬もコルセットも痩せ細った脚も縮んだ背もお骨の状態も、何もかもが父の姿と重なりました。
余命3年と宣告されていましたが、約6年の闘病生活、父は本当に頑張ったと思います。
父が見せないようにしていた、私たちには見えなかった辛さがわかったような気がしました。
病気と闘っている本人の孤独や苦しみや辛さ、家族の苦しみや辛さや悲しみがよく描かれていると思います。by 匿名希望- 12
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5.0
泣きました
自分の大切な人が病気になる事の重大さ、悲しさ等全てが突き刺さる位に伝わる作品でした
私も父を病気で亡くしているので、入り込んでしまって大泣きしました
自分達だけが辛い思いをしていると思い込んだ時、周りが輝いているように見えたりする事があるけど、一生懸命に生きようとしている人の方が実はもっと輝いていると思います
はっちゃん、とっても輝いてた
最後の最後まで頑張ってましたよ
自殺を考えている人に見せてあげたい
これだけ辛い思いをして、生きたくても生きられない人もいるのだということを頭の片隅にでもいいから覚えておいてもらいたいものですねby 匿名希望- 7
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5.0
愛が溢れている
はっちゃんへの愛が溢れている作品です。
愛する人を送り出すまでの日常が描かれています。この作品を描くことが池沢先生の心の整理と同時にはっちゃんの軌跡になっています。
私は実母を20年前に亡くしているのですが、その時のことが作中の出来事と重なってしまい、思い出して泣いてしまいました。
この作品がこの難病と闘われている方、また愛する人を送り出す方、送り出した方の一助になるといいなと思いました。
それから、池沢先生がはっちゃんからのラインでやり取りで判読不明との部分ですが、おそらく「手間かけるね」ではないでしょうか。by 夕方から昼寝- 2
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5.0
ありがたい
The Good-Byeのファンで、当時ライブも行っていて、少し離れて、20周年辺りのライブでファン活動本格的に再開し、時を取り戻そうと思っていた矢先に加賀さんがお亡くなりになったニュースを聞いて、直後のライブを泣きながら観ました。
この作品で加賀さんがどのような人生を歩まれていたのか、少しでも垣間見れたのが嬉しいです。絵のタッチ最高に好みです。今後も沢山描き続けて欲しいです。by にゃんこくま- 2
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