【ネタバレあり】先生の白い嘘のレビューと感想（18ページ目）

闇が深くて少し怖い印象があるからやめようやめうと思うけどどんどん読み進めてしまう。描かれてる男たちが真逆、主人公の考えがかたよってる。

絵が綺麗で読みやすいです。
ただの恋愛マンガではないので、途中気分が落ちながら見てましたが。
最後は、よかったのかな？
漫画に入り込んでしまうことがあるので、すごく何日か、考えてしまいました。

流れからいえば、友達の彼氏に襲われて、教師のヒロインは弱味を握られ、最終的には生徒に救われ、生徒とヒロインの二人はくっつく話です。
なんともラストに行くまでが、人間模様が色々と入って来て、紆余曲折です。
女の友情関係にも触れるシーンがあって、わかる！わかる！と共感してしまいました。所詮、女なんてそんなもんなのさ…みたいな(笑)
それぞれが抱えてる傷を話に絡ませてくるのがうまい！！

重いテーマですが

はっきりいって不快になるシーンもありますが、最後は救われるおわりかたで良かったです。

女は弱い？

性について考えさせられる内容でありながら、先生と生徒の禁断の恋の話し。だけどそんなドキドキハラハラではなく、ずっしり重い感じ。先生の過去に影響を及ぼしたのは友達の彼氏。今の先生に影響を与えたのは男子生徒。なるほどの終わり方でした。

重い

読んでいるうちにどんどんずっしりと心に重いものがのし掛かってきます…
友人への思いは友情という言葉では括れないどろどろとしたものがありますし、生徒との心をえぐる接触が読む側の色々な感情も呼び覚ましてくれます。

女の敵

早藤のゲスっぷりに気分が悪くなり、一度途中で読むのをやめてしまったが、時間をおいて再び読み出したら結局最後まで購入して読んでしまった。

ラスト、早藤の罪が明るみに出てよかった。
実際身近にいたら恐ろしい。なぜあそこまで女性に対して自己中で非道になれるのか。（幼少期の記憶として描かれていた母親の姿が深く関係していそうだけど）

主人公の親友？もある意味「女の敵」。親友のはずの主人公を女性として下に見過ぎ。恋愛・結婚だけが女性の幸せなのか？
こんなヤツとは友達になれないと思ったが、早藤を見捨てずにいる姿は素直に凄いと思った。

男と女の性の不平等さと、悲しい性。
色々と考えさせられる話だと思います。
若い人には特に読んでもらいたい作品ですね。

全話読みました。ぜひとも最後まで読んで欲しい作品です。登場人物の心理描写が難しくてわたしにはよくわからないところも多々あったのですが、それでも面白いってすごいなあ。人間の醜い部分が丁寧に描かれています。最終話は本当にじんとくる。壁に貼っておいて子どもに伝えたい。2人が幸せになれて本当に良かった。

こんな作品は初めて読みました。人の「性」に焦点を当てたなんとも深い作品です。すごくリアルで、生々しくてちょっと読むのがつらくもなりました。