みんなのレビューと感想「[小説]公爵様の噛み痕」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ギャップに萌える

冷酷無比なドラキュラ公爵と呼ばれているマクシミリアンが、一回り以上も若く聡明で美しい娘イリーナに骨抜き状態の甘々な態度と発言に萌える。

公爵は地位、金、容姿の三拍子揃った部分に惹かれる老若男女が擦り寄ってくることが数多あり、余程慎重に身を律していたのだとわかる。何もかも自分でこなそうとする点は、周りを信用していないからで、ある意味、不器用なのだと感じる。

イリーナは、爵位のないという点で蔑まれ、陰口を自分の目の前で平然と吐く傲慢な貴族達に、心底怒りを覚えていた従兄弟のオーランドには同情しても、彼の本質を見抜いていたのだと思う。

どの登場人物のキャラクターもとても良く描き分けられていて、一見すると軽薄そうな伯爵が実は領主としても有能な人物であったり、上品で終始優雅な態度の修道院院長が毒舌家だったり。脇役陣も魅力的でギャップがあり面白い。

伯爵エドワードや修道院院長の視点からも読んでみたい作品である。

とても、読みやすいです。話もよくまとまっていて、サラッと読めます。また、ヒロインが可愛くてよかったです。すごく愛されて幸せな気分です。おすすめです。

キュンキュンです

ストーリーもしっかりしているし、少しSめなヒーローと可愛いヒロインでキュンキュン。言うことなしです。サイドのキャラとの会話も楽しめます。買って良かった！

溺愛甘々なストーリーで挿し絵も綺麗で堪能させてもらいました

純粋すぎな設定で年上で男性なら可愛くて仕方無いだろうな～と。

最後まで楽しめた話でした。ヒーローがヒロインだけに甘々になるところがめっちゃ良いですね（笑）微笑ましくて羨ましいくらいです、

歳の差溺愛モノ

マクシミリアンの声、低くて厳格なんですよ。みなさん。その声で丁重に扱われるのです。甘い言葉で愛でるのです。崇めるかのように隅々まで愛されるのです。
声について、多くは描かれてはいないのですが、私の妄想によると、痺れるようなバリトンの声です。
そんなふうに設定して、再読してくださいませ。
何度も楽しめますよ！

亡き母に代わり幼い弟を育ててきたヒロインは、しっかり者で大人びていて、でも実は怖がりだったり甘いものや可愛いものが好きだったりする側面も。国境の要を守る領主という立場もあり常に冷静に非情に生きてきたヒーローは、そんな彼女を愛らしいと言って憚らず溺愛し、純真な彼女をついからかってしまう。
ストレートな甘々、後味の悪さのないハッピーエンド、悪役がちゃんと成敗される、家族や友人との仲の良い掛け合い、などがお好みの方にオススメです。
何度か直接登場する方の友人の妻子とか、もう一人の友人の結婚とか、スピンオフ的な展開の余地もありそうですが、ここで終わっておくのが綺麗なんでしょうね。

この作家さんが好きで購入しました。これも一気に読み進められる作品でした。
ヒロインかわいいですね！ヒーローは素敵ですが怖いですね　笑

レビューの高さで購入しましたが納得の内容でした。素直に育った純真無垢なヒロインと吸血鬼の異名を持つヒーローとのひょんな事からの結婚。2人のラブラブぶりにほんわか〜

よき年の差

何度も読みたくなります！

登場人物が魅力的だし、どうしてそんな性格になったのか理由がわかる設定で、とても説得力がありました。

公爵様の紳士的な物言いや、イリーナが可愛くてたまらないと溢れる愛に、幸せを分けてもらえました。
イリーナも性格がよくて応援したくなります。私も公爵様に共感して、イリーナにきゅんきゅんしてしまいました。

読んで損はなし！