4.0
幸せのバロメーター
主人公の幼少期は、恐らく事実を元に描かれたものであろうし、確かに読んでいると『えっ?!』と感じる事も多々あるストーリー展開ではありましたが、恵まれない日々を苦しみ堪えながら生き抜いてきた彼女達に、私は励まされました。 これらの作品の読後の後味が悪いと酷評なされた方は、幼少期も現在も恵まれた幸せな方々であろうと私見ながら感じています。 他の方々のレビューでは、主人公が愚か過ぎて同情の余地無しとか、こんな馬鹿な親がいるはずないとか、著しく評価が低い作品ですが、私はそう思いませんでした。 作品から何を読み取るかは自由ですし、それは各々違って良いと思いますが、少なくともご自身の現在が、幸福であるか否かを知る為の『幸せのバロメーター』になる作品ではないかと思えました。 私はこの作品から、生きる勇気をもらいましたし、イラストも美しかったので、星4つにさせて頂きました。有難うございます。
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