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こわい話
こわい話です。なぜ仕事に励み、意欲に燃える助産師の女性が悪女になったのか? 時代が、男が、周りが、環境が悪いのか。現代にも起こり得るのか。考えさせられます。
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こわい話です。なぜ仕事に励み、意欲に燃える助産師の女性が悪女になったのか? 時代が、男が、周りが、環境が悪いのか。現代にも起こり得るのか。考えさせられます。
人は感情の生き物なのだとつくづく思う。感情で動くのは利口ではないと思う。でも感情で動いてしまう。それを意識しているだけでも、もっと違う選択ができると思う。
この作家さんは、登場人物の心情を描くのが上手いです。
女郎とか書かせたらとってリアルでぉもしろいです。
産婆さんの話しは、夫になる人は面倒臭い話しは聴かないで自分の要求ばかり遠そうとする卑怯な男、別れたくても別れられないの分かっていて、そういう気持ちを利用している卑怯な男、結末がどうなるか楽しみです
有名な源氏物語のなかのお話、どこがホラーになるのかと読みました。
予想と違いましたが、なるほどこう来たかと。
私は好きでした。
こういうお話はつい手が伸びてしまいますね。なんとなく先がわかるような、それでもやっぱりどんどん次を読んでみたいような。
初めのお話。本当に怖いですしおぞましい。奥さんの方は根から悪いわけではないけど、こういう旦那と知り合ったからでしょうね。こんな奴が警察だったなんて。
戦後の混乱期なら納得できます。
男のクズさは置いておいて、大変な時代だったでしょう。
今は同じことがあるとは言え、ある程度整った環境なのでまだマシかな。
ひとはもともとは悪くなく、なにかのきっかけで間違ってしまう性善説を考えた。時代がそうさせたのか、事件の背景がわかる歴史物みたい。
昔話も子供の頃には良く分からなかった事も、今、こうして読んでみるとなるほどと思うことがある。オブラートにつつんでぼかされたりしてたんだなー