みんなのレビューと感想「潔く柔く」（ネタバレ非表示）（43ページ目）

昔読んだいくえみ綾先生の漫画。なつかしくて久しぶりに読みました。
お試しでちょっと読むつもりが止まりません。
昔と変わらないいくえみ綾さんの登場人物の魅力についつい引き込まれて読み進めてしまいました。

深い

いくえみ綾さんの作品好きなので無料分を読みました。何人かの登場人物それぞれの立場から、時系列も色々で描かれていく喪失と再生の物語。素敵です。

進みます

ぐんぐん飲み込まれます。はまります。読み切りでも物足りなさがまったくありません。次のお話はどんなだろうって引き込まれます。

学生なりに。

色んな気持ちや、苦悩がある。
それを乗り越えようとする姿は本当に綺麗。
若竹の様にしなやかで強さがある。

いくえみワールド

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映画のほうを先に見ましたが、漫画はかなり話が広がっていて、それはまた読み応えありますね。過去を乗り越えてられてよかったね。

なんとなくぼーっと読んだら理解できないくらい表現がすごいです。いろんな子たちが出てきて、会話や感情も、ちゃんとその世代に合っていて、気持ちが若くなりました。

短編のお話が何個もある感じのかな～と思って読んでいると、それが繋がっていて、時が経ってまた出会って…。切なくて、悲しくて、胸がぎゅ〰️っと締め付けられました。

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はるたとまやとカンナの三角関係の話かと思いきや、全然違った。自分に想いを寄せるハルタに対して、カンナは恋愛的な感情より家族的な感情を持っていたのかな。その罪悪感みたいなのがカンナを苦しめていたのかな。カンナの気持ちがずっと分からなくて、ロクの言葉が衝撃的でした。ほんと深いお話で色々考えさせられました。

話しがどこかで繋がっている面白さ

Actごとの話しは別々なのにそのひとつひとつがどこかで繋がっているのが面白い。いくえみさんの絵は昔から大好きです。報われない恋だったり、切ない恋だったり、切なく儚い人の心の機微が描かれていて、いくえみさんでしか描けないお話しと思う。

まだ読破していませんが、この方の描く漫画の登場人物は闇を抱えていたり色々で人を描くのがうまいなと思います。ちょっとしたことで拗れたり、修復に時間がかかったり何度も切なくなります