みんなのレビューと感想「潔く柔く」（ネタバレ非表示）

どこまでも続く

全ての話が次のストーリーに続いてる。当時はこのストーリー展開に度肝抜いた。そんな青春作品。また読み返したい。

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友人との悲しい別れから生じる人間関係の歪みが、ひしひしと伝わってくる感じで、胸にグッと来るものがありました。

これぞ……

何年経っても色褪せない、いくえみワールドです。
独立したストーリーかと思いきや、少しずつ繋がっていく……
伏線回収というか、読み手に「感じさせる」「気付かせる」という感じ。
時に読んでいてつらく、登場人物みんなに幸せになってほしい……
それぞれのストーリーだけでも楽しめますが、できれば続けて、完結まで読み続けてほしい作品です。

すばらしい

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これだけの登場人物と複雑な人間関係を長編で破綻なく描けるいくえみ綾先生はさすがとしかいいようがありません。登場人物は複数いるけれどそれぞれの気持ちがわかるよ、わかるよと共感できます。途中色々ありますが読後は気持ちの良いものです。

何十年かぶりにいくえみ作品読んだ

凄いなぁ…なんでこんなずっと若者を描けるんだろう。全然古臭くならない。そして人間関係が濃密でリアル。女の嫉妬の生々しさに思わずうわぁと声が出ました。

伏線回収漫画

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短編かと思って読んでたらどこかで主人公が繋がってて短編なんだけど後からあら？？？あれあの人ってなってくる。　でもあんまりこういう形式は好きじゃないかも。一気に感動したい

良作です！！

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いくえみ先生がこんなに長く連載されるのって珍しいですよね。
この物語は基本的にカンナが最初(最初の話は梶間に恋する女子高生ですが)から最後までメインで進んでいきます。
短編ではなくカンナに関する人が要所で出てきて繋がっていく作品です。
ハルタが亡くなった時、カンナはハルタが好きなのかな？と思ったけど、後で出てくるロクに指摘された様に、作中で厳密に明らかにはされなかったけれど、カンナはハルタの事は恋愛対象ではなかったんですよね(マヤの事も恋
愛対象でなかった)
だから何年経っても後悔している。

カンナにとってはロクが初めて恋愛対象として好きになった人なんですよね。
何回も読んでここであの人との繋がりがあったのか！等思うスルメ作品です。

何度か読まないと複雑かもしれませんがとても良い作品です。

人の感情が凄くよく描かれてて、キャラクターに共感しつつ心揺さぶられました、、
最後は救いのある展開に心ホッとしました！

面白かった

読みやすくふーんと気軽に読んでたら突然強い悲しみに胸が締め付けられボタボタ涙が出てきて、どうしようもない地獄を擬似体験して。新しいストーリーに新しい主人公に変わり絵柄も変わり新鮮な気持ちで受け入れてた矢先にあの時苦しんでたあの子の今が描かれていて、まるで自分事に感じて。あの子の苦しみを知らないアイツらが好き勝手に騒いで悔しくなったり私の心を揺さぶる。だけど微細な感情やセリフの一つ一つが味わい深くて、水炊きした後の雑炊みたいな肉や野菜の出汁のハーモニーみたいな。とても私好みの結末になっている。
いくえみ先生が描くストーリーには魔法みたいな出来事は無いけど本当に滋味深い美味しい味がする、そして私の人生をより良いものにしてくれる。
先生ありがとうございました。

懐かしい感じ

この作家さんの話は高校生の時にたくさん読みました。懐かしい感じ。絵が好きです。懐かしい感じがして一気に読めるとこまで読んでしまいました。