みんなのレビューと感想「運命の女の子」（ネタバレ非表示）

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画像が粗いので、もう少し綺麗にならないもんかなあ。
１話目の｢無敵｣は、よく読むと容疑者の少女の怒りが放火の炎として現れているように見える。微笑を崩さずに淡々と話しているが、心中は周りに対しての憎悪が渦巻いている。恐らく少女は母の恋人から性的虐待を受けていたし、母親はその恋人に殴られても別れようとしないから、母の恋人から離れる術がない。さらに航大にはその性的な場面を見られている？　航大は母の恋人の実の息子だから、憎らしかった？(だから遺体を損壊した)
親友は以前から疎ましかったのか、ホームレスはこれから家族を襲うための道具のカッターで実験的に襲った。そして母には裁縫道具があったので、恐らく針か何かで痛め付けた？遺体をバラバラにし、ごみ捨て場に捨てた。
母の恋人には、バールで襲う。
自分に付きまとっている？先輩に、罪を着せようとバールを持たせて放火。追いかけてきたので、カッターで首を切りつけた。

女刑事には、たかがハエくらいで怖がる事が許されるくらい、幸せな環境にいるんですね。私には何一つ、無いんですよ。と。だけど、みんなの命を私が支配しているようで、｢無敵｣だな。と思ったんです。

と少女は言ってるんだろうか。と思って読みました。
ドラマに出来そう。

全ての話の毛色が違います。どれもおもしろい。でも特に印象的な話が「無敵」です。無敵みたいな話を期待して他の話を読むと期待外れになりかねないので、あくまでも「運命の女の子」達がいるお話として読むのがオススメです。
無敵は世にも奇妙な物語とかでやってほしいな〜。

きみはスター

ヤマシタトモコさんの作品が好きです
この本ではきみはスターが特に好きです。他人に対する優越感や劣等感が絶妙に描かれています。
運命の女の子は、ただただ怖いです。なぜこんなに怖いのか？と考えてしまう怖さがあります

とある番組で

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朝のとある番組で紹介されていて、紹介されていた編集者さんの感性が本当にはまるので、「きみはスター」をとりあえず読みました。
もどかしい感情がすごく刺激されて、本当によかったです。
他の方のレビュー見て、最初のお話はどうも怖いらしくまだ読めてません。

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ヤマシタトモコワールド炸裂の一作です。
ちょっとした描写からうまれるなんとも言えない怖さが引き立ちます…。
おそらく彼女はサイコパスなんだと思いますが…。身近にいなくてよかった…。

不思議

読んでいる間、ずっと不思議な感覚に囚われていました。
流石先生！このなんとも言えない不安なようなワクワクするような気味の悪いような、不思議な気持ち。全買いしました。

強く賢い女の子

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美貌や聡明さを武器に人を操っていく。

一見、悪女のようにも見えるが、

彼女の生い立ちを考えたら

このように生きるしかなかったのかな。

何回読んでも面白い❗️

作者の作品は全てチェックしていますが、本作は最高傑作と言ってよいと思います。
特に最初の「無敵」は結末知っててもゾクゾクします❗️

短編でさくさく読めますが、しっかり内容が詰まってて、大好きな作品。
とくに最後の不呪姫と檻の塔が大好きです。
設定としは現実離れしているけど、なんかずっと心にのこってしまう。
ヤマシタさんの言葉選びがどうしようもなく素敵で、それがきゅっとあらわれてるとおもった。

ヤマシタ先生の作品大好きです！
ちょっと怖いかな？…と思いながらも続きが気になって読み進めたくなりますね。