【ネタバレあり】[小説]小説ちはやふる中学生編 全4巻合本版のレビューと感想

モヤっとした

漫画を全巻読んだ後に軽くロスになり、中学生編の小説を読みました。
一言で言うとモヤっとする内容でした。
原作者も公認で(挿絵は素敵)、たぶん話の筋と着地点の打ち合わせは出来ていて意図的に元ネタのセリフを使っているのは理解できましたが、それでも漫画との整合性が取れていない部分も多々あり、モヤモヤしました。
完結するだいぶ前の出版だから仕方ないですが、これに出てくる太一や奏ちゃんは原作漫画の伏線とは違う感じでとても残念に思ってしまいました。

6年生でたった1年間一緒に過ごした仲間が、その後一生の友達でありライバルになって行くなんて、ほんとに素敵な話。
中学生では陸上部になったのは知ってたけど、こんなにセンスがあったとは……かるた以外をやってもちはやはいい所までいけたかもね。

漫画では描かれていない中学生時代が描かれているのですね。小説で読むのも、また違った物語が楽しめます。

かるたをやり続けていれば、またいつか再会出来ると信じ中学生に上がる時に友達と離ればなれになってしまった主人公の彼女。またいつかみんなと競技かるたが出来ることを信じて彼女は今日もかるたをやる。

漫画からです。
小説には小説の良さが合ってすごく良かったです。ものがたりの奥まで想像しながら読み込めました。

ちはやふるが大好きで、小説も読んでみました。漫画では描かれていない3人の中学時代。色々かかえているものがあり、共感もできます。絵も所々入っているので最後まで楽しめます！

ちはやちゃんと太一のそれぞれの中学時代の内容が書かれている作品です。ちはやちゃんはなかなかカルタ友達ができず太一も頭のいい有名中学に進学しましたがなかなか1位に勉強もサッカーもなれずついにはカルタを辞めるという判断をしてしまいます。今のちはやふるの冒頭へと繋がる内容なのでちはやふるを見ている人に是非オススメです！