【ネタバレあり】スペイン公爵の愛人のレビューと感想

愛するラモンの恋人だと思っていたのに、愛人だと言われて妊娠を告げずに別れたヒロイン~父親に捨てられた過去を持つヒロインと、激しい恋の相手に騙された過去のラモン｡一見傲慢な公爵かと思えば初めて会った我が子に愛情を持てる人｡いろいろあってもずっとラモンを愛してきたヒロイン~良かったです！

うーむ

君とは結婚しないと宣言したくせに何故子供を産んだ事を黙ってた？と、責め立てるとかクズでは？と、怒りが湧いてきました。

過去の恋愛が原因とはいえヒロインに対して酷すぎる…
忘れられなかったと言うのならもう少し早く会いにこいや！！と私なら思ってしまう。

素直になれない不器用な性格なんだろうけどちょっとなー。

ん!?

スッキリしない！
途中まではまぁよくあるハーレの流れで問題ない。
だけど、最後の男性主人公の僕を信用信頼できないんだなの台詞に、「はぁ？ 当たり前だろ？ 自分の気持ちも今まできちんと誠実に伝えず、モデルの友人は意味深なことを言い、しまいにはお前が嘘ついて勘違いさせてんだろ!!」と思った私は、多分全く悪くない。

なんか書いてるうちにもっと腹立ってきたので星2から星1に降格(*｀Д´)ノ！！！

あとひといき

王道ですが、最後ハッピーエンドなのでよかったです。
貴族だからって愛人宣言するなんて酷い男だし、突然現れて仕事にかこつけて、よりを戻そうとするなんてとんでもないなーと思いました。でも、その後の子供とのやりとりや、過去の過ちなど色々あったのを知ると揺れてしまう主人公の気持ちもわかるなーと思いました。最初から貴族じゃなくても結婚をゆるしてくれそうなお母さんじゃんと思いました。

あわなーい

男の言う発言が全て矛盾だらけ、しかもさもそれが当たり前かのように。まるで静かなるジャイアンのよう。自分の事は棚にあげて何かあると、被害者面。無理矢理つれてきたヒロインの気持ちは一切考えない。ヒーロー母も、いきなり現れた嫁、孫にも疑問持たず。お宅の息子さん結婚もせずに孕ませたんですよ、知らなかったとはいえ普通の神経なら恥ずかしいことだと思うが。あんだけ言い切っていたくせに、ヒーロー身内は相手の家柄なんて気にしてないみたいだし？ヒーローの独りよがりでは。プラス性格悪い女友達をそばにおいとくのも、見る目ないわ～。ヒロイン母も、宅の娘さん孕ませた男が現れても動揺無し！いい大人になったらそんなものなのか?二人ともどー言う育て方されたのか？異常である。一番の謎がお互い、お互いの事を全く知らない事。そりゃ、愛人どまりだ。自立、自立と言う割りに出来てないヒロイン。なんのための弁護士？これも謎。はっきり言えるのは、ヒーローもヒロインも魅力がないってこと。

愛し合っているのにお互いの気持ちを確かめないが故にすれ違う2人の気持ち…みてて歯がゆい気持ちになるけれど最後は…

忘れられない愛

話の内容が分かりやすくて、読みやすかった。
結婚相手の実家の人達が、ラモンの家族のような人達なら、親族としても仲良くやっていけると思います。

ラモンが勝手すぎる

終始、ラモンが勝手すぎる。

ローレンと散々付き合ってきたのにローレンが関係性を聞くと、愛人呼ばわり、挙げ句、自分はいずれ地元の貴族の娘と結婚して跡継ぎを作ると宣言。

こんなこと言われたら、ローレンは妊娠した事なんて告げらないよ。

更に、一人で子供を産み育ててたローレンに対して、黙ってた事を責めて、最終的にはゴシップのあった女性の実家へコソコソ行き、浮気を疑われたら『愛とは寛大で…』などと持論を展開。

マティは本当に可愛く描かれてるので、こんな身勝手な父親みたいにはなってほしくないですね。

釈然としない

愛人呼ばわりされて、自分はいずれ血統のいい女と結婚するとか言われたら、信用なんかできないと思います。
言葉って大事だと思うんですけど。
ひどい別れ方をして無理矢理結婚して、言葉では何も伝えず、しかも隠し事をして怪しい行動をする。
怪しんだヒロインが確認しに動くと、「君の愛はそんなものか」と言う。

今まで自分がしてきた言動を棚上げして何言ってんの？
って思ってしまいました。

「自分が思う愛はこうだ！」って言われても入ってこないし、その前にヒロインに謝れって思いました。
ヒロインも簡単にほだされるなよ(；・ω・)

何度読み直ししても同じモヤモヤになりました。
★が1じゃないのは、今まで1をつけた作品ほどひどくはないと思ったので。