【ネタバレあり】愛的数式のレビューと感想

自立するということ

１話目を読みました。

後妻の娘ゆえ自分の意思を伝えられない紫歩は
家が経営する塾の受付をしていた。
友人と入った店で兄が他校の人気講師皇を引き
抜く為の交渉中に出くわす。

捻挫した紫歩を皇は車で送ってくれるが、
帰りたくないと言ってしまい関係が始まる。

皇の本当の姿と紫歩の決意。
短編ですが内容がギュッと詰まった話です。
ハラハラしましたがハッピーエンドです。

愛的数式を読みました。
が、ごめんなさい、なぜこんな主人公にモテる彼が執着するのかわからない。
女性は家に自分の痕跡を残していく人ばかり…なんて、えっ？そうかな？と違和感ありあり。
彼女に至極真っ当な言い分で振られたのに、まだチャンスある？なんて、ホントにストーカーじゃないですか…

ハラハラドキドキ

この作者さんの作品が好きで全話読みました。4つのお話がありますが、今回はどれも障害があり、好きなのに男性の謎がわかり一旦離れてしまう感じで、うまくいくのかハラハラしました。なかでは1話目と2話目がよかったです。好きになったものの、男性には切るに切れない婚約者がいて・・、でも大丈夫、本当の愛は１つだけ！です。

こんなん経験してみたい!!

いつも浜口先生の作品では、｢王子様｣という表現以上に色っぽくてスケール大きな男性とぶきっちょな女性が主人公…って事が多くて、夢が溢れてます。こんな出会いがあったらなあ～…って、気持ちが若返りますね。画が綺麗で短編集なのもドキドキ感アップしてると思います。 世の中も、せめて見た目だけでも美しい男性が増えると良いのになあ。