5.0
私は好き
高校入学から29歳まで一途に思い続け、そんな気持ちに全く気付かない鈍感男の親友という立場ででもそばに居たいと、仕事や住居までも彼に合わせて決め甲斐甲斐しく世話をやき、それでもやりきれない思いを他の男性との関係で慰める主人公と、主人公の気持ちを知りながら鈍感男の身代わりを引き受けるもう1人の昔なじみ。13年間の3人の関係が鈍感男の彼女出現によって変わっていくお話。主人公の心情にかなり共感してしまい途中泣きそうになりましたが、結末に安堵し読み終えた時ほっこり気分になりました。
by
NyaAneko
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