5.0
さすがです!見事の一言。
やはりいい展開になってきたな、とゆう感じです。
酒盛と小夜が結婚したときに猛反対された読者がたくさんいましたが、そんな展開は伏線に過ぎません。
だって、この物語りはこの二人の結婚がゴールではないから。
作者が描きたかったものが今回の37、38話なのではないでしょうか?
これまでのストーリーは、このためのものだったのです。
要は、人間が求めるものはカタチではなく、自分の気持ちに、心に正直に生きろとゆうことです。
果たして当初酒盛が目指していた理想的な結婚で、本当の意味で心の幸せが訪れるのか?と。
今回37話で一番良かったのは、そもそも酒盛が瑞木から逃げた理由を自分で認識したことです。
「瑞木と一緒にいる時間が(途中省略)・・・・嬉しくて、しあわせで・・・・つらかった」
素晴らしい!
最後の、つらかった、はまさしく酒盛の本音!
なるほど!とため息が出ました。
好きだからこそ、つらくなります。
酒盛は、それが恋なのだとゆう認識を当時はできず、ただつらい現状から逃げ出したかった。
妻と親友の浮気現場とはいえ、そこに自分で気づいたのもやはり優秀な酒盛だからでしょう。素晴らしいの一言!
ここからますます面白くなるでしょう。
早く酒盛と瑞木をくっつけて、なんて言っている読者さん。
そんなことしたらもうこの漫画が読めなくなってしまいますよ?
この二人が本当の意味でくっつくまでが一番面白いのではないですか。
この作者が描きたいこと、言いたいことがなんなのか。
それがわかれば全然まだじっくり読めます。
これからも本当に楽しみです。
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