みんなのレビューと感想「復讐教室」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

間接的復讐

復讐といっても色々ありますが、自らが手を下さずに、間接的に復讐を行っている感じがします。
和数を進めるうちに、どんどんハマっていくので、先々を楽しみにできる作品だと思います。

虐めという名の犯罪

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虐めが根本にあり、後味悪い終わりだったのは知っている限りミスミソウ以来か・・・。
あれ、結局入院中までで済んでる率以外と高い・・・？
主人公の結末が小説とは違うらしいけれど、これはこれで良き。
今時の虐めは悪質化していて、器物破損とか傷害罪とか名誉毀損、場合によっては○人未遂にまで至るわけで。
周囲も法律もあてにならないから、という思考になるのも頷ける現状。やられる前にやれ。
勧善懲悪が好きな人には駄目かもしれませんが、ダークヒーローや復讐劇がお好きな方は是非。

最後まで予想つかない展開ばかりです。

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最後の最後までハラハラしどおしで、でもはっきりしない終わり方だなと思いました。
終わりがけになって急に慌ただしく展開してしまったので不完全燃焼は否めないといます。
絵はたくさんのクラスの生徒達はきちんと描き分けられているので作画さんの画力はいいと思います。
彩菜ちゃんのお父さんは場面ごとに別人みたいでしたが…。
スピンオフで生徒の誰か目線で続きをみたいと思います。

復讐の果てに待つものなど

所詮ロクな結末ではない。
だけど、味わわされた苦痛も屈辱も、返してやらなきゃ気が済まない。
たとえ行き着く先が地獄でも。
あいつさえ、あいつらさえ、どん底に叩き落とす事が出来るのならば。

狂気、暴走、日常を逸脱するほどの復讐心を描いた作品。
復讐の憎悪が向かう先はいじめの主犯か、共犯か。
はたまた、全く別の誰かなのか。
「全員地獄に」と決めた心は、何があっても鬼に徹する事が出来るのか。


頭のネジ飛んでる系まともが何人か出てくるので、誰がどう壊れていくか、誰がどう壊れていたかを予想しながら読むとまた違った楽しみ方が出来るかなぁと思います。

拍子抜けした

どんなエグい復讐劇が始まるんだろう！！！……と、期待して読み始めたら拍子抜けしてしまうかも。復讐ってこの程度？と読み進めていくと、徐々に人が死んだりし出して事が大きくなってくので、読み始めは辛抱って感じかなと。今後の展開に期待。

わかりにくい

いじめにあっている主人公が、クラスメイト一人一人に復讐していくというお話ですが、いじめの原因や主人公と登場人物との関係がとてもわかりにくく、感情移入がしにくいなと思いました。主人公はクラス全員に対する復讐計画を用意していますが、主人公を慕っている人も出て来ます。ですが、主人公はその人達さえも許せないと言っているので、もぅ少しいじめの背景やクラスメイトとの関係性などがわかる描写がほしいです。1話が短いので読みやすく、絵もとてもきれいです。

原作である書籍は満点。ですが漫画は……

高校生の時書籍に出会い、珍しく書店でタイトル買いしたこの作品。元はネット小説だったものが書籍化されたらしいですね。
本は本当に面白かったです。字だけだからこそ、作者の巧みな表現に惹かれましたし、何より本編も、その後発売された続編もオチが全く読めず大満足でした。
しかし漫画となると、やはり効果音やセリフの脚色などが目立ち、「ありがちな復讐漫画」になってしまっているような気がします。そして登場人物も、書籍からの印象とはまるで別物です。特に蓮くんがね……
漫画は途中まで購入しましたが、途中で諦めて書籍に戻ります。原作が一番面白いのでお勧めですよ。

面白い、けど

いじめ報復もので荒削りながらストーリーや人間関係の見せ方が楽しいです、ドロドロ人間模様が好きな方にはオススメできます。

残念なところは主人公のキャラクター設定です。
いじめられて復讐するまで追い込まれていた暗くて地味な女の子だと思い読んでいたら突然美人設定でモテはじめたり、暴力に怯えているかと思えば冷徹なキャラになったり、主人公のキャラ設定がガバガバです
はじめからそのキャラでいればいじめられなかったのでは？

歪む人間性。いじめは怖い。

いじめが彩菜を歪ませたことは間違いない。そこまでやるか！？と言うほど、後半は復讐の内容もどんどんエスカレートしている。
でもいじめがなければ、彩菜も優しくて人思いな良い子だったのに。
ただ、足踏み状況が続き、展開に少しイライラします。そこはいいから早く先にいって！と言いたくなります。
最終的に更新が遅く短いので、内容を忘れてしまいます。読み返してどこで終わってたっけ？という感じ。次の内容が気になる！とはならないですね。前ほど興味は薄れてきているのかもしれません。

復讐の最後に残るのは

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ただただ虚しさが胸を過るだけなのだろうか？
読み終えて残ったのは、哀しみでした。
あれだけ酷い目にあったら、私もきっと同じ事をするでしょう。
でも全て終わってしまったら、これから先二度と笑える日はやってこないでしょうね。
イジメという魔女狩りが、これから少しでもなくなる事を願います。