4.0
復讐の果てに待つものなど
所詮ロクな結末ではない。
だけど、味わわされた苦痛も屈辱も、返してやらなきゃ気が済まない。
たとえ行き着く先が地獄でも。
あいつさえ、あいつらさえ、どん底に叩き落とす事が出来るのならば。
狂気、暴走、日常を逸脱するほどの復讐心を描いた作品。
復讐の憎悪が向かう先はいじめの主犯か、共犯か。
はたまた、全く別の誰かなのか。
「全員地獄に」と決めた心は、何があっても鬼に徹する事が出来るのか。
頭のネジ飛んでる系まともが何人か出てくるので、誰がどう壊れていくか、誰がどう壊れていたかを予想しながら読むとまた違った楽しみ方が出来るかなぁと思います。
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