5.0
泣けた
無料分読んだら止まらなくなり最後まで読んでしまいました。
前半の若くてまだ未熟な主人公、吟、先輩。
充分な愛情を与えられずに育った吟の不器用だけどまっすぐな愛の表現になんとも言えない気持ちに。でもはっきり言ってありゃほぼレ◯プしてるみたいな感じだから、吟が好きなのにも関わらず、恋愛未経験の花ちゃんが優しい先輩に行ってしまったのも当然で。私はあえてあそこで先輩と初体験(しかもその後もディープなエッチシーン満載)したのがリアルで好感もてました。
後半は四年後。色々あって大人になった三人。中でも一番変わったのが吟。婦人からはじめて本物の愛情を与えられて、愛というものがどういうものか、知ったんでしょうね。
六巻以降はポイントポイントで、マジ泣きしました。花ちゃんが、もう、ほんと、素敵な女性になってて。設定や展開はもちろんリアルではあり得ないような感じですが、花と吟の心の成長物語として終始ぶれずに感動的な作品になったと思います。何度も読み返したい作品で、最後まで読むことをオススメしたいです。
個人的にはLAでの観覧車のシーンが綺麗で切なくて一番印象的でした。
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