みんなのレビューと感想「海街diary」（ネタバレ非表示）（56ページ目）

是枝監督の映画を先に見てから読んだので、初めて原作を知りました。映画では食堂のオバさんが癌で亡くなってしまいますが、原作ではまさか多田くんがその役なんでしょうか？読み進めるのが怖い気もします。

登場人物みんな素敵

BANANA FISHや夜叉が好きでこの作品も読み始めたのですが、こんなに世界観が違う作品を描ける吉田秋生先生の偉大さを実感しました。ゆったりとしながらも、人間模様を刺さる言葉で表現していて、それぞれの登場人物に魅力を感じます。

吉田秋生さんの本にしては珍しく超天才が出てきません。ひたすら穏やかな時間が流れます。さち姉の恋の話がおとなで好きです。

うみまち。

映画と、この作者さんの他の作品も好きで読み始めました。ほかのハードボイルドなのもいいけど、これも好き。サンプルな絵柄なのに心情が伝わるのすごい。

なぜか懐かしくなります

映画も大好きです。
特別な大事件が起こる訳ではないですが、
鎌倉の街を舞台に、家庭環境が複雑な4人姉妹の日々の生活やその中から、少しづつ成長していく様子が丁寧に描かれています。

海の近くの家、家の窓から見える景色、近くの神社、床下にある梅酒…ストーリーの中に自分の中にも「そういえば…」とふと蘇えるような思い出があり、ちょっと古いアルバムを見ている気分になります。
読み終えて、「あぁ良かったな…」と穏やかに思える作品です。

時々、海が見える描写が癒されます。4人姉妹のそれぞれの生き様が、心地よく淡々と描かれている感じが好きです。
文章が多いのでサクッと読めないので、時間とってゆっくり読んでます。

映画のほうを先に見たけど漫画の原作のほうが。4姉妹のそれぞれの感情がよく描かれていて素敵でした。すずちゃんは、すずちゃんが演じたんですね。

作者の他の作品も読んでいますが
この作品画一番好きです。
姉妹のそれぞれの個性や一緒に過ごす時間の大切さなど
映画も良かったですが、また違う良さがあります。

面白い

ほっこりします。
とても不思議な作品で、設定は意外とディープで暗い内容なのに、重く書いてないので淡々と読めます。そして何故かあたたかい。大人の方が面白いと思う。

映画を先にみました。長年会ってない父親の子供のスズは姉妹からしたらただの他人。それなのに引き取って一緒に住むという選択。徐々に家族となる姿は感動です！