【ネタバレあり】夏の前日のレビューと感想

素敵な作品

小説を読んでいるかのような、しっとりとした雰囲気があります。
台詞が多すぎないので、感情の揺れ動く様を想像しながら読めます。美大生という設定も関係しているのか、女性の人物も昔の美人画のような趣きがあります。

2009年から掲載されていた作品

経済的もまだ自立していない若い学生の願望や未熟さ、残酷さ、欲望、激しい恋心が描かれていて、てっきり作者は男性かと思いきや 女性で驚いた

読む年代や性別によっても 受ける印象が変わってくる作品かと思う

やるせない想いが残る

いろいろ微妙というか…

個人の感想だからある程度自由にを許して頂くとして、この漫画の景色は『京都市内』だな、この主人公が画を描いている川辺は鴨川でこりゃ出町柳だな、と京都の景色が脳裏にいちいち浮かんでもうアア京都～っ(←個人的決めつけ＆縛り）京都のしっとり感に美大生の青春な煩悶、そこへねっとりとしたとしか言えない年上妖艶美女、しかも普段着が着物ってウーン…昭和枯れすすきか学生運動盛んな60年代かって感じ。これが今またイイ感じ漫画表現なのかしら？画もイマドキとは一線を画すアングラな風だし。どの場面も自然だしとても上手いけど。たぶん作家さんは美大卒でしょうね。モノクロ映画を観ているような漫画。観終わったら濃いコーヒーが飲みたくなるような。濃いコーヒーが好きな人もいるし苦手な人もいる、そんな感じの漫画。どっちもアリだなと思うから真ん中で☆３つ。ああん無料分のみでスミマセン

ノスタルジックで雰囲気のある作品だと思います。年上の和服美人。なんて男性の憧れではないでしょうか。女性側からしたら和服美人が主人公の彼の通過点になったことが切なくなりました。物語としてみたら素晴らしいと思います。

最高です。

何て素敵な作品なんでしょうか。

若くて蒼くて不器用な哲生と、その蒼き才能に惹かれた大人の晶。私は女性ですが、晶が時折見せる可愛らしさにキュンキュンしてしまいました。イイ女！

きっと、お互いの心に、相手は永遠に残り続けるのでしょう。

作家の方の絵のタッチも、すごく好きです。
星5つでは足りないです。

とても良い作品だと思います

とてもせつない作品でした。最後は祈るような気持ちで読みましたが、やっぱり思っていたような結末になりました。
悲しいけれどどうしようもない、こういうことってあるけど、なんて綺麗に描かれているのでしょう。
登場人物は皆イイ人ばかり。漫画だと判っているのに、こんな世の中なら苦労はしない、と罵りたくなりました。
自分も哲生みたいな男だったら、もっとマシな生き方ができていただろうにと思えて、さらに悲しくなりました。

惹き込まれます。

男なら誰でもが羨ましく思う話だと思います。若い時に年上の女性から全てを与えられる生活。。。羨ましい。

絵描きの大学生の初エッチ、すごく官能的で良い！漫画自体の絵のタッチも画家っぽくて二人の表情がとても良いです。

せつない。

はかなくせつない物語。
晶さんは…もうカンペキな大人の女性。
個人的には華海ちゃんより、晶さんとくっついてほしかったですね。見る目が…ねぇ。

切ない

大人の女性の包み込む優しさがとても切なくなった。繊細なまだ不安定な男の子との関係が胸をしめつけるような作品でした。本を読んでるみたいな気分で好きです。