5.0
素晴らしい、美しい漫画
とにかく素晴らしい。
とても美しい読み物です。
あまり説明がなくても、ひしひしと伝わってくる心の動き。
なぜなのかわからないけど、でもそうだよねということはわかる、あの感じ。
これを超える漫画をずっと探していますが、いまだに出会えません。
切なさを求めている方は、是非。
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とにかく素晴らしい。
とても美しい読み物です。
あまり説明がなくても、ひしひしと伝わってくる心の動き。
なぜなのかわからないけど、でもそうだよねということはわかる、あの感じ。
これを超える漫画をずっと探していますが、いまだに出会えません。
切なさを求めている方は、是非。
皆さんのレビューが熱い!作品ですね。
なかなか、無いですよね。それだけ良い作品なのでしょう。
「是非、映画化を!」という意見がありますが、この繊細な絵柄や間の取り方は漫画ならではだと思います。切ない表情は演じられるものでは無いと思います。映画化したら、「がっかりしたー」という声が聞こえてきそうです。
哲生が晶に別れを告げた時、晶に黙って付き合い続けたら‥‥。なんて思いましたが、恋愛、他人との関わりに不器用な哲生だからこそ、晶にこれ以上甘えられなくなったのかな?
晶がゴッホの本に顔のないスケッチを大切に挟んでいたのを哲生が見つけたシーンは号泣ものです。話がダラダラしていなくて、そこも良いです。
こんなにも人を惹きつける漫画があったでしょうか!!
登場人物が魅力的で、
ストーリーも素晴らしく、
作者さんの表現力が
漫画の域を超えています。
学生時代の恋愛、大人の恋愛
両方経験した人に呼んで欲しい
切ない物語です。
『エロい女だな』って言われた後の晶の表情に泣かされました。
ダリとガラは10歳の年の差があります。この2人もそれくらいの年齢差があるのかな…?アキラは落ち着いた大人の聖母のような愛を見せながら、時には少女のような乙女心をのぞかせます。なんて魅力的な女性でしょう。同性としては、こんないい女どうすればなれるのかと思ってしまいます。
最後までてつおの前では涙を見せず、気丈に振る舞ったアキラの大人の女としてのプライドと、てつおへの真の愛に震えました。
ほんのひと時交わったふたりの時間が、宝物のように残って消えない…そんな恋物語です。
この作品を読み終わって、早3ヶ月が経ちました。やっと気持ちに整理がついた気がします…。
最終話は、晶と哲生と一緒に大号泣しました。泣き疲れてぐったりし、その後約1週間、自分が失恋したかのように、すっかり魂の抜け殻のようになってしまったほどです。私も同じような経験があり、当時の甘くて苦しい感情が蘇ってきて、最初から最後まで晶に感情移入せずにはいられませんでした。初めてレビューを書きたいと思った作品でしたが、表紙を見ると苦しくて、なかなかここまで辿り着けませんでした…。
もぅ本当に切なくて切なくて苦しくて、いつか再びこの作品を読み返せる日がくるのかと思うくらい、胸がいっぱいになった作品でした。でも、またいつか読み返したいです。
圧倒的画力と繊細な感情表現に一気に読み終えてしまいました。作者は芸術大学出身なのでしょうか?他の漫画を読むと小学生の稚拙な絵に見えるほど、本作は圧倒的に絵面として美しいです。特に自然や天気の表現が美しかったです。めちゃコミで読む前は知らない作者さんでした。
勿論ストーリーラインも切なく健気で歯痒くて号泣ものです。はぁ、本当にいい作品でした。めちゃコミで読んだ中で一番圧倒された作品でした。
これから初めて読む人達が、本作を読んで味わうであろう感動を味わえるのが羨ましく思います。
毎月楽しみに読んでて、気になるときはポイント加算してまで読んで、ついに読み終わってしまいました。
なんなんだよー!こんなに想い合ってたのにこのラスト………
でも悪役が出てこず、誰かに邪魔されて壊れたようなラストでなかったので納得………いった?かな?
私は哲生・晶さんがまたどこかで出会ってほしいなと思います。
てか哲生バカなの!?
絵がすごくうまいです。人物はかわいいし背景も服の柄とかトーン使ってるとこある?ってぐらい手描きで、絵のうまさに惚れ惚れしました。
美大生の話だし、作者さんも美大出身なのですかねー。
絵も話も感動します。
ぜひ!オススメです!
終盤、涙が出てしまいます。
若くてひたむきで不器用で、才能の片鱗がみえる哲生を、やはり不器用で純粋な年上の晶が、ひたむきに愛情を注いでいて、その姿が可愛いらしくて、いじらしいです。
純粋な愛情を捧げるだけで、満足しなくては、と心に決めているような晶。けれど、そんな晶の愛情を感じるからこそ、ハナミに惹かれている自分を自覚したときに、そのままでいられない哲生。
誰が悪いわけでもないのだろうけど、純粋な思いを貫くということは、人も自分も無傷ではいられないのだろうと、、、。
ただ、ただ想いが溢れて涙が溢れてしまう作品です。
とてもせつない作品でした。最後は祈るような気持ちで読みましたが、やっぱり思っていたような結末になりました。
悲しいけれどどうしようもない、こういうことってあるけど、なんて綺麗に描かれているのでしょう。
登場人物は皆イイ人ばかり。漫画だと判っているのに、こんな世の中なら苦労はしない、と罵りたくなりました。
自分も哲生みたいな男だったら、もっとマシな生き方ができていただろうにと思えて、さらに悲しくなりました。
歳上の画廊オーナーの女性と、まだ自分を見つけられない青さの残る画学生の青年。女性の母性に満ちた愛情に包まれつつも、素直に受け止められず、もがく青年の若さ。その若さを愛しみつつも、幼い若さに傷付けられる女性が悲しい。女性に近い年回りの私から見ると、こんな自分を傷つけるような恋はとても出来ないけど、でも一生に一度はこんな夏の幻のような恋をしてみたかったと羨ましくもあります。