5.0
素敵な作品です
漫画発売当初から集めていて新刊が出るのが楽しみでした。しかしその時はまだ小学生で内容についていけない場面もありましたが、ひとりひとりの情景がリアルで、それに対する感情を言葉にする表現力が胸に響きます。自分にも思い当たる節があったり、透の尊い、儚く優しい言葉に救われることもありました。大人になって読み返すとまた違う方面から感じるものもあり、人間性が溢れる優しい作品です。枠組みは少女漫画ですが、ただの少女漫画ではないです。とても深くて考えさせられる漫画です。
- 0
漫画発売当初から集めていて新刊が出るのが楽しみでした。しかしその時はまだ小学生で内容についていけない場面もありましたが、ひとりひとりの情景がリアルで、それに対する感情を言葉にする表現力が胸に響きます。自分にも思い当たる節があったり、透の尊い、儚く優しい言葉に救われることもありました。大人になって読み返すとまた違う方面から感じるものもあり、人間性が溢れる優しい作品です。枠組みは少女漫画ですが、ただの少女漫画ではないです。とても深くて考えさせられる漫画です。
漫画のストーリーとしては少し複雑ですが、登場人物がみな心に呪いを抱え、遺伝子という自分ではコントロール出来ないことに翻弄される事を当たり前の出来事として受け入れざるおえないほど定着した事実は、封建的な日本という国そのものだと思いました。そして一人の生け贄はあたかも人柱のようで。それが変だおかしいと思いながらも火の粉が自分にかかることを恐れ自分でなくて良かったと思うことは自分の中にもある真理で社会の縮図であると思います。
呪いが解ける様子は漫画が書かれてから随分時間が経っていますが、今時代が変わる過渡期真っ只中の日本のようで、透ちゃんの持つ人を受け入れ許す優しさが、少しの間違いで人を叩きのめす今の時代に必要な寛容さなののではないかと思いました。
複雑で少し難しい社会のへの投げ掛けを軽い笑いと織り交ぜて読みやすく作られていると思います。 ただの漫画として通り過ぎずになにかを考える切っ掛けになればいいですね。
元々この方の作品の「翼をもつもの」が好きで読みはじめたのですが、最初は「異性に抱きつくと
動物に変身してしまう」だと??って薄い目で読み始めたらめちゃくちゃ面白い!!
十二支の呪いに取り憑かれた一族(もれなくイケメン美女揃い)と身寄りを無くしてテント生活する逞しい女の子がわちゃわちゃしながら仲良くなっていくストーリーです。
高屋ワールド全開でギャグも死ぬほど面白いし、巻数が進んでいく事に明かされる秘密や、結局透は誰とくっつくんや!?
とワクワク想像してみたり、あっという間に最後まで読んでしまうと思います。
大好きな漫画です!
子どもの頃から読んでます!
最近アニメもリメイクされて、見ているうちにまたはまりました!
主人公の透は本当に慈悲深い子です。
高校3年間で十二支の呪いの草摩家の人々との関わりが主なストーリーです。
ほんまかしているイラストですが、物語が進むうちにドロドロしたり、暴力があったり…。でも最後はみんな幸せになます。いろんな人物が出てくるので、面白いです!!笑
みんなキャラ濃いです!笑
正直なこと言いますと、絵は全く好みではないです。
後輩に良いマンガない?と聞いたらめっちゃ薦められ、表紙を見て…ウーン…となったものの、試し読みしていった感じです。
徹ちゃんの境遇とかも有り得ないやろ‼️って思いながらもファンタジーとしては面白いと思い読み進めるうちにドハマりしました(笑)
ユキくんとキョウくんの掛け合いも面白いんですが、十二支それぞれのエピソードに泣けてしまいます(涙)
神様が本当に存在しているなら、万物の神がいると言うのなら…それでも人は生きていかなければならないのだから…そう考えさせられるお話です。
思い出深い作品です。
作品の中で何度も『呪い』の話が出てきて、読み始めは謎が多くハラハラしました。特にアキト絡みの話になると読んでる私も心を抉られるような感じに陥りました。
キョウコさんの最期の時や、透が崖から落ちてキョウ君に伝えたかった気持ち、透とユキが最後に握手をする場面など、他にも胸に込み上げる話がたくさんあります。
これからもフルーツバスケットはずっと読み続けていきます。
主人公の透が可愛くて、同時に芯が強くて、優しい女の子なのがまずいいです。
住むお家がなくなって、一時的にでも透を泊めてくれることになったおうちには、同級生の王子様のゆきちゃんはじめ、イケメンお兄さんがいて。しかも、抱きつくと十二支の動物に変身してしまう一家という秘密があって。
かなりファンタジーな設定だけど、恋愛や友情や、ミステリーや魅力的なキャラたちのドラマがあって、見所いっぱいで飽きません。
昔、アニメ化された時に知り、単行本を読み出して、フルバがすっかり好きになりました。単行本は、娘が嫁に行くときに全巻持って行ってしまい、暫く読んでいませんでした。
今回、再度始めから尾張までをアニメ化するということで、また漫画も読んでみたくなり、次々購入してしまいました。
深くて辛い事を抱えているのに、天然ながら真っ直ぐに相手と向き合う主人公が、辛さを抱えている関わる人々へ希望の種を蒔いている…、そんなひとつひとつのお話し。
日常と非日常が絶妙にブレンドされ、素直に人々の成長を願える物語です。この漫画は私の中でも、大切な作品の一つです。
どうか、希望と壊れない思いが、幸せな未来に続きますように…
私にとって本当に大切な作品です。高屋先生の言葉選びに時に打ちのめされ、慰められ、キュンとし、時に糧となるような力をくれる、そんな物語です。そして勿論登場人物たち全員が大好きです。本当にかわいくて愛らしくて、こんなひとたちのようになれたら良いなぁとか、こういう考え方もあるのかぁとか、感じることや学ぶことが多いです。一つひとつの表情や言葉を見落とさずに進んでいきたい。キュンとしたい時、悩んでいる時、泣きたい時、勇気がほしい時、きっとこれからも何度もお世話になる気がします。出会えて良かったと思います。
花とゆめで連載していた頃から大好きな作品です。
単行本も揃えましたが、愛蔵版も買ってしまいたいくらい好きです。
登場人物それぞれから発せられる言葉がとても深く、印象的です。
個人的に、透くんと魚ちゃん花ちゃんとのやり取りが好きですね。
友達を本当に大切にしているという気持ちが伝わってきます。
あとはやはりお母さんの今日子さん。
大切な娘を残して死んでしまう絶望感、娘が少しでもたくさん幸せであってほしいと願う希望。
透くんへの思いに触れるたび、胸がつまります。
人の思いを暖かく、時に激しく描いた素晴らしい作品だと思います。