5.0
とてもほのぼの
自分だけが妖怪を見ることで最初は友達もなく孤独な夏目。
封印されていた妖怪であるニャンコ先生の結界を偶然やぶったことから、夏目の世界が変わり始めます。
妖怪の世界を知らなかった頃の夏目にはただただやっかいだった妖怪の存在が、ニャンコ先生と知り合ったことにより、夏目の祖母が遺した友人帳の存在を知ったことにより、妖怪にも友人?が出来、また夏目ほどの力はなくとも妖怪を知る人間の友人が出来て、さらに妖怪祓い屋などもからんできて、夏目は孤独ではなくなります。
基本的に優しい夏目の回りにも優しい人達、優しい妖怪が集まってきて、ほのぼのとしたストーリーを繰り広げます。
柔らかいタッチの絵柄ながら、妖怪奇譚らしく、時々、ビクっとしたり、ゾッとするような演出もあってそれがとてもいいスパイスになっています。
コミックスも持っているのに「毎日無料」に引かれて読み始めたら、「毎日無料」のチャージが無くなりうっかり課金してしまうところでした。
そしてシリーズ通して私の一番好きなシーンは「夏目と楽しい(妖怪の)仲間たち(笑)」が空を飛んで帰るシーン。
何度読んでも圧巻です。
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