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ヘルタースケルター

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  • 完結
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あらすじ

ミステリアスな魅力でトップスターに上りつめた“りりこ”。だが、りりこには知られてはならない秘密があった。まばゆい世界の陰で、恐ろしい事件と人々の思惑が絡みあい始める――。豪華キャストとスタッフで実写映画化。第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。鬼才・岡崎京子の、世紀を越えた傑作!

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ユーザーレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    ついつい読んでしまう

    映画で有名な作品ですが、原作はやはりスゴい。ヌードがどうこうと騒がれていましたが、ストーリーは奥深いです。
    一般人ではあり得ないような心の葛藤ですが、きっと華やかな世界を生きてたら、少なからずこういう気持ちが共感できるんだろうなー。
    都合上絵は作者さんの100%ではない画力だと思いますが、逆に書きなぐったかのような絵にりりこの心情や、狂気さを感じました。エロさ云々ではなく、この役を演じた女優さんもスゴいと思います。
    話数ありますがついつい読んでしまう作品です。

    • 13
  2. 評価:4.000 4.0

    ヘルタースケルターって…

    ネタバレ レビューを表示する

    日本で言うオ*ムに当たるインチキ新興宗教の教祖、チャールズ・マンソンが信者に説いた教えの事だから(内容があまりにも滅茶苦茶な為にヘルタースケルター=しっちゃかめっちゃかとも訳される)、
    そっちのお話かと思いきや、舞台は日本で、全身整形した元デブスのりりこの葛藤や苦しみ、悲しみ、孤独、苛立ち、生まれつき美しい後輩モデルへの妬み嫉み憎しみ、
    りりこをかつて若くて美しかった頃の自分そっくりに整形させた社長の心の闇(過去の美貌を思えば漫画の絵より映画の桃井かおりの方がしっくり来る)
    悪どいやり方で永久に客を掴み大金を巻き上げる整形外科医、
    嫌になる程、負の感情が作品の中を所狭しと渦巻いている
    だが、マネージャーとその彼氏の献身ぶり、妹との姉妹愛など、強くて確固たる絆の温かさに癒される事も出来る
    この作品は、読んでハイ終わりではなく、読み終わった後もずっと頭の中をぐるぐると色んなシーンが浮かび、自分だったらどうするだろう、自分だったらどうすべきなのだろう、と色々考えさせられる
    元々物事を深く考えるタイプの人は勿論、刹那的で深く考える事に慣れていない人達にも、是非この作品を読んでニンゲンの業の深さと愛情の強さをじっくり噛み締めてみて欲しい

    by 匿名希望
    • 11
  3. 評価:5.000 5.0

    NEW
    お話が思ったより深かった

    連載当時はパーティピープルのお話なイメージがあり読んでいませんでしたがタイトルを見つけた時に懐かしく感じて読んでみたところ、人間を深く描いているお話だったんだと知りました。
    そして改めて考えたら、主人公のリリコは欲望に溺れたというよりも、運命に負けない強さを持った人だったんだと気づきました、だからタイガーリリィなのね、と。
    岡崎京子氏が穏やかに過ごせますように。いつか新作が発表される事が有ればぜひ読みたいと思います。。。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    埋められない喪失

    漫画を読んでいて、「よくこんなものを表現できるな」と衝撃を受けることがある。
    それは、人間の感情だったり、本質だったり、生き様みたいなものだったり、その美しさや醜さや強さだったり、まあ、言葉で表せないものも多いのだけれど、私がこの漫画から感じたものにもし言葉を与えるなら、それは、人間の、業、ということになると思う。
    善とか悪とか、そういうものを飛び越えて、それを背負って生き抜いてゆくしかない、という種類の、業、である。

    現代を舞台にした漫画を読んだはずなのに、私は、例えば仏教の説話とか、クラシックな寓話を読んだような気持ちになった。
    この漫画には、「特異な」人々も出てくるけれど、特殊の中に紛れもない普遍がある、という作品だと感じた。
    そのような作品こそが、やがてクラシックになってゆく。

    読み終えた後で、作者の岡崎京子が、不慮の事故によって、漫画を描けなくなったことを知った。
    これほどの才能が、どうして奪われなければならなかったのか、私はそこに何の救いも必然性も見出だせなかったし、ただただ、その事実を悲しむことしか出来なかった。
    漫画の世界がこの作者を失ってしまったのだという決定的な喪失感は、程度の差こそあれ、多くの読者にとって、完全には埋まらない種類の空白なのではないか、とすら感じた。
    それほどに強烈な作品であり、非凡な才能だった。

    しばらく前に好きになったバンドの曲に、こんな歌詞があった。

    「繕いもせずに
     産声をあげる赤ん坊のように
     成りたくて 成りたくて
     初めて手にした
     岡崎京子のPinkを理由にするには
     十分過ぎた」

    そんなふうにして、本物は語り継がれ、生き残ってゆく。
    しかし、それをもって何かの救いにするには、私という人間は、未熟に過ぎた。

    by roka
    • 7
  5. 評価:5.000 5.0

    苦しく重いきらびやかな闇

    絵柄がどうこうとかいう問題ではない
    好みの画風と正反対
    なのに…

    苦しく悲しく重い
    美への憧れを抱く一般大衆のカリス
    マになったりりこ
    でも、りりこ本人は、美への憧れなどという軽いものより、もっと切実な貧困や醜さによる惨めさから逃れたい…誰にも愛されたり注目されることなく無の存在として扱われ続け
    てきた劣等感をぬぐい去りたかっただけなんじゃないか…と思えてくる
    その場にとどまっていることが出来ない心の居場所の無い苦しさ。

    本当の自分が抱いてしまったほのかな恋心、家族への素朴な想いが切ない

    でも、これはハッピーエンドだと私は思った

    りりこの美がニセモノと知っていてもついて来てくれた人生のパートナー達。
    本当に美しいモデルに、ある意味で負けを自覚させた。
    その人たちを傷つけることなく、ただひたすら本能のままに。

    へルタースケルターは、しっちゃかめっちゃかと表現されているけど、ビートルズのその曲を聴いてほしい。
    単なる滅茶苦茶でなく、激情や無我夢中なニュアンスが伝わると思う。

    時々入るナラティブが、電子書籍ならではの効果も出しており、一話も比較的長くて内容も濃い。
    忘れ去られて欲しくない傑作だと思った。

    by 真早
    • 7

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