みんなのレビューと感想「この世界の片隅に」（ネタバレ非表示）（43ページ目）

映画を見て読みました

映画を見て、読んでみました。映画もすごく良かったけど、漫画もやはり良かったです…嬉しいこと、楽しいこと、悲しいことや辛いことも、毎日の日常の一部として描かれています。じんわり感動できる作品です。

絶対読むべき作品

前半～半ばにかけてのほんわかした平和な日常から一転、戦争によって一変してしまった生活が淡々と描かれています。
逆にそれが胸に刺さる。

話題になっていたので、今さらながら読んでみたくなりました。戦争の最中でも人々の毎日の生活が苦しいながらもほのぼのしていて、現代の私たちからすればこの先の出来事が分かっているだけに、つらいです。

何でも手に入る今の時代からは想像もつきませんが、確かにあった事。
昔の人が強いのはいろんな経験をしてきたからなんだな。と思いました。

名作！

映画化もされた作品なのでおもしろいだろうな、と思って読んでみると、いやおもしろい！笑
ほんわかした日常の中にも奥深いお話だと思います。おすすめです！

アニメ映画から見ました！
お話が、心温まるもので、大好きです。
主人公とまわりの家族とのやりとりが、また、日常を表していて、一人の女の子が生きる平凡に世界に、悲しみも幸せもあるんだなと感じさせてくれます。
いろいろとメッセージが隠れているようです。
映画を見てから漫画でも、その逆でも大丈夫です！どちらもみてみることをオススメします！

今更映画を見て惹かれました

原作は小説ですが、漫画にもなっているとの事なのでココで検索したら見ることが出来ました。
やはり小説の細かい描写に比べると端折られている部分が目立ちますが、映画と違い重要な描写をストーリーが組み込んでくれてあるので内容がわかりやすくとても読みやすかったです。

大戦を題材にした作品は戦争の悲惨さを訴えるためなのか原爆や空襲メインでグロテスクな描写が多かったりザ･戦争という内容や所々ヘイト発言が目立つ印象でしたが、こちらは当時の方々が体験してたであろう事柄をメインに、社会はどのような状況だったのか、国民はどのような生活を送っていたのかがわかりやすく描かれています。
私は祖父母や介護施設の利用者さんから体験談を聞いていましたが、その内容と似ており、改めて当時の方々の苦悩を教わった気がします。

事故や災害と違い、お国の為だと軍人になり戦争に身を投じた男性達、戦争に勝ち無事に夫や息子が帰ってくるのをただ願い待つ人達、被害を抑える為だと家を壊して遠く離れた土地に疎開する人達、空襲で数え切れない命が失われそれらを幾度となく目の当たりにする事は、戦争を知らない人･地域は想像し難いものだと思いますし、戦争とはこういうものだと教えてもらえる作品はとても大切だと思いました。

また、主人公のすずは天然でトロくても一生懸命で、周りに支えられながらも強く優しく生きる姿に感動しました。

映画を見て内容が入ってこずいまいち「？」な状態の方はこの漫画を見るといいと思います。

身近に感じる戦争の悲惨さ

いわゆる「学校で習う歴史上の戦争」の恐怖ではなく、この時代に生きた人間の思いを感じることができた作品でした。
絵が可愛らしいところも、手に取りやすい理由でした。
わかりやすく、どんどん読み進めます。
若い方におススメです。

好きです

この作者さんの描くお話は色々読んでいますが、ほのぼのしてるのになんとなく考えさせられる深い部分があって大好きです。
絵は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、細かい部分まで綺麗に描き込まれていて、読み返した時に新たに気付く事もあり、私は好きです。
お話も一度だけじゃなく何度も読み返したくなるような内容だと思います。

たくさんの方に読んでもらいたい

戦争中の話だけど暗くはならない。でも大切な物を失う悲しさや、なんでもない日常がどれだけ幸せな事なのかを感じられる、そんな話でした。身近にあるもので工夫して生活していく場面は、いかに今の世の中がもので溢れているのかを感じさせられました。主人公のおおらかで心が豊かな部分がとても好きです。
やはり戦争は良くない、起こしてはいけないと改めて感じました。