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広島や呉の当時の時代状況が、うまくえがかれている。
のんさん、の映画。松本さんのドラマも見ました。
二度と過ちは繰り返してほしくない
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広島や呉の当時の時代状況が、うまくえがかれている。
のんさん、の映画。松本さんのドラマも見ました。
二度と過ちは繰り返してほしくない
すずと旦那さんの出会いがまさかの人さらいの時だなんて…びっくりです。戦争の中でも穏やかに愛を育む2人にはとても心動かされます。
広島の戦時中の話。1人の男性と運命的な出会いをして嫁いで、朝から晩まで家事に明け暮れて、好きな絵も描けない、帰ってきた義姉の性格がめんどくさい、戦火で手を失って絵も描け無くなった。読むのが辛い。
絵も主人公も穏やかで優しい感じです(^.^)
ただ生活や暮らしは厳しいみたいで、当時の
子ども達は現代と違い家族の労力に欠かせなかったんだな
など比べてみたり、、、
昔ながらの生活が観れる漫画です。
戦時中にも関わらず、ほっこりした生活館でなんだか和みを感じられます。
ただラストは切ないかんじです。
映画も漫画も拝見しました。
映画は、映画で素晴らしく、あれはあれで一つの作品で、別に考えると良い終わり方です。
問題は漫画です。素晴らしい作品であることには、間違いありませんが、周作さんとリンさんの過去にもやもや。周作さんが、なぜそうしたのか考えてしまいました。若気の至りと初めての女性、あとあの時代背景を考慮すれば、無くはないのですが、やはりもやもや。いや人間とは綺麗事だけではない、と分かりつつも、もやもや…。
でも未来を決めるのは、すずさんと周作さんが決めることです。作風は、すずさんのホンワカした雰囲気がずっと表されるような感じです。色々考えさせられる良い作品だと思います。
戦時中のお話といえば劇的な何かがあったり読者に激しく訴えかける主張があったりするものがほとんどですが、この作品はこの時代に普通に生きたすずの普通な日常が丁寧に描かれています。
時代が違うだけで私たちと同じようにときめいたり、友達とはしゃいだりしていたんだなぁって。
普通が普通でなくなる怖さ 平和な暮らしが気づかないうちに蝕まれていく恐ろしさを感じました。
ほのぼのした世界観だからこそ伝わるおそろしさがあるような気がします。
あの時代の人達の精神的な強さは現代の人にはないし、無理だと思いました。また戦争が起きたら、心が先に恐怖で死んでしまう気がします。
お国のために命を捧ぐのが当たり前の時代ですが、本当は絶対恐怖だったと思います。改めて、考えさせられた作品です。
ドラマを見てからこちらに移りましたが、主人公が可愛い!旦那さんもとても素敵。戦争の時代の中、家に残される奥様を支えていく様子がよかったです。