4.0
中学の頃に読んでボロボロに泣いて、つい最近ふと思い出してこちらで再読しました。
漫画としての完成度は、正直高くはないと思います。
絵は可愛いけれど、所々ちょっと「うん?」となるような描写だし、「戦争物」としては、当時の生活のリアルな大変さは、ほとんど伝わってきません。
だけど、この話はとにかくモノローグが秀逸なのです。それだけで、リアルな生活の生々しさはともかく、愛する人と引き裂かれることや、夢や未来が理不尽に奪われることの悲しさに胸がいっぱいになります。
大好きな人のもとへ 真っ白な…
や、
天の国は空にあるんじゃない 好きな人のそばにからのタイトルまでの一連のものには、ほんとに何度も泣かされます。
by
匿名希望
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