【ネタバレあり】YASHA 夜叉のレビューと感想（2ページ目）

吉田秋生先生

作者の吉田秋生さんの名前は知っていましたが、作品は見たことがなく、男性だと思っていました。。
男性との思い込みから、内容がハードボイルドでもさもありなんと。。。
女性だったんですね。。。
皆さんのレビューから面白そうと読み始めました。
人工授精児である主人公の秘密がだんだんと明かされていくので、ついつい読み進んでしまいます。

絶望、希望

BANANA　FISHの大ファン、吉田先生の大ファンです。吉田先生の作品の、登場人物のどうにも出来ない孤独な状況や絶望の描き方、そして隙間に少しずつ現れてくる希望の切れ端に心奪われます。
ラストには色々な分野を詰め込んでカテゴライズ出来ない、特上の映画を見た様な気持ちになります。

コミックスで持っているけど、無料なので読み始めた。
バナナフィッシュ流れの登場人物とか、この作者のファンにはたまらない設定を思い出しながら読んでいる。
毎日チャージでは我慢出来なくなったのでコミックス引っ張り出して一気に読んだ。
あ〜面白かった‼︎
無料対象で新たな読者が増えると良いな。

さりげなく

バナナフィッシュの登場人物が、チラリと出てきますが、全くの別物作品です。
「創られた命」に対する主人公の葛藤が、凄く切ないです。
一番の山場は幼馴染みのお兄さんが亡くなる所と、パンデミック発生の所でしょうか。
この漫画の流れを汲む「イブの娘」もお勧めです。

超能力

友情が感じられるなか主人公を取り巻く周りの人周りの人の欲望と、主人公の未知なる能力を駆使して自由を取り戻して行く、これからどんな展開があるのか楽しみです。作者さんの描く漫画は風を感じられる。何にも縛られない原野を風が取り抜ける様も画風と性格の淡々としながら抑えるポイントはきっちりとやり抜いて行くスマートさが良いな。

ストーリーについて

20年近く前に制作されたのが信じられない程、今のコロナ禍で読むと本当に未来予知した作品と思えてしまう程です。
双子の哀しくも争う姿、神の見えざる手で遺伝子操作された2人の進む道は常に危険が孕み、現代を生きる我々が生命倫理についても考えさせられる題材です。

すごく気になる！

１話読んだだけなのに、すごく続きが気になる！
なんで色んな検査受けてるの？
母親がIQテストや睡眠状態のテストを受けさせないのは（子どもの負担になるという事以外にも理由がありそう）なぜ？
そもそもなぜ定期的に検査してるの？
これは課金して読んでしまう…

リアルタイムで読んでました。

吉田先生の描く、吉祥天女、バナナフィッシュ、夜叉どれも素晴らしい。
夜叉を読み終えたら、ぜひ、イブの娘を読んでみてください。

主人公と幼なじみの関係性が良い。
少女漫画雑誌に掲載してましたが、男女問わず読んで頂ける作品です。

これも中毒性あり

話がいやもうホントに秀逸。
よくできてて引き込まれる。
そこにシン･スウ･リンまで出てきて‼️
しかもあの子と結婚してたなんて！
バナナフィッシュからのつながりまであるなんて‼️
ズルいですわ～。
クロサキさんとルーメイ姉さんもお幸せに。

コロナ禍に通じる

ウイルスの特性とか、今の新型コロナウイルス感染症を巡る状況に似ているところもあり、まるで予感しているように思えてゾッとした。
ウイルスは目に見えないし、兵器として使われたら恐ろしいと改めて思った。
といっちゃん、もいっちゃんが、この作品の良心として存在しているように感じる。