みんなのレビューと感想「ルミとマヤとその周辺」(ネタバレ非表示)
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ヤマザキマリさんは蕪村言うところの「しほからい(涙の味)」が、作品の深い深いところで、地下水のように流れている作家さんだ。それが最もよくあらわされているのが、本作品であろう。瞳の奥に軽やかな翼で羽ばたく夢を持ちながら、その上に重くのしかかる諦めの色を宿した、高校生の主人公。自分の生き方を貫き通すため、子どもたちに寂しい思いをさせてしまう母親。毎日2人で遊びながら母親の遅い帰りを待つ姉妹。姉妹を見守り、そして心配する人々。誰が良いとか悪いとかでは、無いのだ。皆最善を尽くして日々を精一杯に生きている。時折涙が出てしまうのは、彼らが報われないからではない。それはいつ報われるのか、どんな形でなのか、今はそれが誰にもわからなくて、不安になってしまうからだ。優しくて、そして寂しい風が吹く野原で遊ぶ子どもたちがとても美しい。
by 赤い雲- 1
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4.0
なんか懐かしい感じ。平凡な話の中に、ちょっと考えさせられるようなこともあったりするので、飽きずに読めます!
by ☆ニコ☆- 0
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5.0
ヤマザキマリさんのコラムで、家族の思い出は読んだことがあり、面白くて素敵なエピソードがたくさんあるなと思っていました。漫画になると別の主人公の視点も加わり魅力的です。
by 匿名希望- 0
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5.0
ほのぼのとした読み応えのある良い作品です。でも今の若い人達には良さがわかるかな?おばちゃん向けな作品です。
by BJJZM- 0
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5.0
真っ直ぐでこどもらしくて、ちょっとわんぱくで、だけど人の痛みもわかってあげられる優しい姉妹にほっこりします。
周りの人たちにもそれぞれのドラマがあって、読み応えのある作品です。by 匿名希望- 0
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5.0
私の子供時代のお話
昭和のお話ですね。自分の小学校時代にドンピシャです。1985頃かな?
懐かしいです。この頃は良かったなぁと思うのは私だけ?
アナログのほうがおもしろいよなと感じる今日この頃。by 太りたい- 0
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5.0
元気な姉妹ルミとマヤの可愛さと懐かしさあふれるエピソードの背景で、昭和の時代が織りなす悲しみと弱さの中で凛と生きる人々の美しさやささやかな幸せが静かに綴られた心の中がものすごい感動と共感で溢れます。
1話目から涙が止まらない珠玉の名作、ぜひ一読を。by 丸々太った主婦- 0
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5.0
素敵なおはなし
高校生の進路のお話?と思ったら
たくましーいちっちゃな姉妹のお話でした。
現代にも通じる温かいけど苦しくて、いろんなおうちの想いが切なくつのってきます。
ヤマザキマリさんのお話なんですね。テルマエロマエの映画で知っている作家さんですが、漫画は初めて読みました。好きな世界観です。浸れます。by pontaro- 0
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5.0
優しい
お金は無かったかもしれないけれど、何て良い子供達なんだ!
人を思いやり、一生懸命な姿に涙が止まらない。私も一人娘に贅沢させずに、北海道の大自然で育てたかった。本当に心から感動しました。by うさくまきち- 0
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5.0
ヤマザキマリさんの実体験を元にしたエッセイマンガですね。私も北海道出身でヤマザキマリさんと同世代なので、心の中の原風景が似ていて懐かしくなりました。
普段仕事で忙しく娘たちになかなか構ってあげられないお母さんだけど、娘たちへの愛情は読んでてビシビシ伝わって心が暖かくなります。
この作品が好きな方は合わせて先生のエッセイ本「ヴィオラ母さん」を読んでいただけたらと思います!by 匿名希望- 0
5.0