囚人の女が自分が欲しかった愛や夢を娘に託す為に子供を取り替え幸せになって欲しいと祈りながら亡くなる。
娘は愛情に包まれながらスクスクと育つが事態は一変した。
実の娘じゃないと知った瞬間に掌返し。
12年も育てた子供をあんな風に出来るなんてそれこそ悪魔。
アヤコも母譲りの悪知恵で生き抜いていく。
結局は中身は囚人の娘何たけど普通の女の子なのにふとした事がきっかけでスイッチ入っちゃうんだなあ。
何だかんだで作品の中で一番愛情深かったのは囚人だった母におもえる
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囚人の女が自分が欲しかった愛や夢を娘に託す為に子供を取り替え幸せになって欲しいと祈りながら亡くなる。
娘は愛情に包まれながらスクスクと育つが事態は一変した。
実の娘じゃないと知った瞬間に掌返し。
12年も育てた子供をあんな風に出来るなんてそれこそ悪魔。
アヤコも母譲りの悪知恵で生き抜いていく。
結局は中身は囚人の娘何たけど普通の女の子なのにふとした事がきっかけでスイッチ入っちゃうんだなあ。
何だかんだで作品の中で一番愛情深かったのは囚人だった母におもえる
信じられないのですが、今から5、60年前って赤ちゃんの取り違えが結構起こっていたらしいんですね。実際に資産家の長男と極貧家庭の末っ子が取り違えられ、六十年経ってから分かって裁判になったこともありました。それがベースなのかなあと思いながら読みました。
一種のピカレスクロマン、悪人が主人公でありつつその主人公に感情移入ができるよくできたお話だと思います。なので最後の中途半端な終わり方が何とも残念。あらゆる手を尽くして、皇太子妃になるくらいがいいんですけど。
昔読んだことがあり、懐かしさから読み出しました。義親があっさり、娘を愛さなくなるのが、少しモヤモヤしますが、総じておもしろい。
池田悦子さん原作による池田理代子先生の作品です
隠れた名作です
現実離れした話ではあるのですが、出生の秘密がわかった途端に溺愛された両親から手のひら返しで酷く疎まれてしまう妖子さん
ところがネットもない時代にどこから仕入れた情報なのか中学生の子供なのにあの手この手を駆使した知能で危機を乗り越えます。逞しいです。
妖子さんかっけー!
ところが、中盤からは原作者が変わったのではというくらい尻すぼみの展開で復讐とかどこいったんだろう状態でフェードアウトして完結します
なんでや…
最初の頃の勢いはどこへ…
でも途中までは本当に面白いですよ
5.0