4.0
ほのぼの人生模様
表紙の絵姿からもほのぼの感が伝わってきます。こんな親父のいる店は、少なくなってきたが、懐かしい情景だ。黙っていても心が伝わる親父。また、この絵が良いのだ。日本人の心情を表現するには、こんな日本人の表情であることが必要だと思う。宝塚の舞台を見るような登場人物では嘘くさい。今後の希望を言わせてもらえれば、男と女の話以上のの筋書きも欲しいな。
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表紙の絵姿からもほのぼの感が伝わってきます。こんな親父のいる店は、少なくなってきたが、懐かしい情景だ。黙っていても心が伝わる親父。また、この絵が良いのだ。日本人の心情を表現するには、こんな日本人の表情であることが必要だと思う。宝塚の舞台を見るような登場人物では嘘くさい。今後の希望を言わせてもらえれば、男と女の話以上のの筋書きも欲しいな。
読むといつも、ほっこり暖かい気持ちになります。あんな深夜食堂、いってみたい。
深夜に落ち込んだとき、ほっこりしながら
カロリーなんてきにしないで、好きなものを食べる。至福の時間。読んだあと、絶対に何か食べたくなります。食べても幸せになれるし、このマンガただ者ではないと。新作が待ちきれず、いつ更新されるのか、ワクワクしながら、待つ作品です。
ずっと読んでいたい。何か、ちょっと料理して食べたい、もしくは食べに行きたい。フランスとかでも絶賛されているようですが、もしかすると日本が舞台なんだけど、世界観は西欧的なのかもしれません。男女関係になりやすく、刹那的だったり何年も巡り合わせがあったり。
いまだに名前すら謎のマスター。ちょっとやるせないときに、ふと読みたい。そんな作品。
映画をきっかけに原作漫画があることを知り読んでみました。ポツポツ購入しています。
過去のあるマスターのところに集まる常連さんとゲストさん。それぞれおかずに思い入れがあり、それを食べて今置かれてる立場をなんとかして、それぞれ巣立っていく、という感じの短編集。
うちの近所にあったらぜったいに通いたいと思って読んでます。
独特な絵とワケありのお客さんがそろう、独特な深夜食堂。マスターも、もともと何してた人?ってな感じで始まる。上手いのか下手なのか、美男美女とかもよくわからないけど、なんかハマってしまう漫画。特に凝った料理は出てこないんだけど、何でも作れるマスター。お客さんも好みが普通じゃない。そこがまたハマる。あの赤いウインナー、今はどこで売ってるんだろ…
淡々と世の中の無情を表しながら、ほっこり美味しそうな料理が生きる喜びの香りを漂わせる、大人のお話。
白菜やエノキのお鍋や、おでんは真似して作りましたし、卵かけご飯の煎り酒は我が家の定番にまでなりました。ちなみに卵かけご飯のお話が一番好き。
個人的に、明るくたくましいまゆみちゃんが出てくると、結構嬉しくなります。
イラストも独特で綺麗という訳ではないし、凝ったお料理が出てくる訳ではない。
むしろ簡単すぎて(だって、納豆ごはんとか海苔ご飯とか、かつお節ご飯とかですよ!?)これで食堂成り立つのか?って感じです。
が、このお話はそれが良いんです。
肩肘張らずにフラッと立ち寄れる、色々な人間模様のるつぼの様な。
夜中から朝型まで営業の居酒屋に来る、訳ありなお客さん達。
毎回色んなお客さん達が、頼むメニューに絡んでマスター目線で紹介されてます。
一話読み切りで読みやすいし、前に出てきた登場人物が他の話にもちょこちょこ出てくるのがまた面白い。
材料さえあればなんでも作ってくれるっていう、マスターのレパートリーの多さにも感心しちゃいます。
店主がおしゃべり過ぎるお店にはあまり行きたくない。かと言って全然お客に無関心を装う店主のお店にはもっと行きたくない。
そのへんのバランスが絶妙に良さげな深夜食堂。
店主と常連さん達の馴れ合い方がいいなぁ。
お店の客人気分になりながらそれぞれの人生に軽く自分を重ねて味わうこともできるので読書後がふんわり気分になれる。
この作品には日常出会わないような人も登場します。が、食堂での店主と常連客のやり取りが、なんとも言えない雰囲気、人情、定番メニューと好みの人それぞれのあるあるなど、思わず常連客のやり取りに自分が参加しているように読み進めてしまう作品です。自宅一人飲みの夜に顔なじみがいる大衆酒場に行ったような。
癒されます。