【ネタバレあり】曽祢まさこ傑作集 死の影の家のレビューと感想（2ページ目）

切ない話です

曽祢先生の作は現実的なものとオカルトのものがありますが、どちらも重点が置かれているのは人間同士の絡み。ラストが切ない。

百合っぽい友情みたですね。
なかなか面白かったお話ですが、後味が悪いです。
気持ちがつらい時読まないの方が良いと思います。

さすが曽祢先生❗️

どれもいいですが、「死の影の家」がいちばんよかった。気に入らない妹だけど、母親から身を挺して助けます。いきさつがすべてわかり、母親が改心、家族の再生となります。晴れやかな気持ちになります。

きれいで可愛くてなんでも持っているような友達がいるとウキウキしてしまうって言うのはわかるなと思いながら読みました

結末が

どんでん返しなく、救い所もなく、ただ主人公がかわいそうなはなし。 一捻りあれば面白いのにって思ってしまいました。