みんなのレビューと感想「源氏物語 あさきゆめみし 完全版」(ネタバレ非表示)(2ページ目)

源氏物語 あさきゆめみし 完全版
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全211話完結(50pt)

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4.5 評価:4.5 1,018件
評価5 61% 626
評価4 28% 280
評価3 8% 81
評価2 2% 19
評価1 1% 12

気になるワードのレビューを読む

11 - 20件目/全1,018件

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  1. 評価:5.000 5.0

    大好き

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    好きな作品のひとつ。
    昔は勉強目的で読んでいたけれど、今は娯楽作品として読んでます。

    なかでも好きで繰り返し読んでいるお話しを紹介します。

    其の四
    藤壺と一線を踏み越える
    が、秘める恋に耐えられず形代にと若紫を迎える

    其の五
    末摘花との出会い
    生活の為とはいえ、手引きした女房ひどくない?
    其の十七では
    須磨から帰ってきた源氏と末摘花とのその後が描かれてます、ほほえましい

    其の六
    60歳にもなる源の内侍を、今をときめく二人の若者、源氏と頭の中将が取り合い、おかしなことに

    其の十
    葵の上亡きあと、15才の紫の君をとうとう大人にしてしまう源氏

    其の十六
    六条の御息所が源氏に自分亡きあと、決して娘の斎宮には手を出さないでと遺言する

    其の二十三
    夕霧と雲居の雁のかわいい恋愛、でも周りが認めてくれない、いじらしい

    其の二十五
    玉鬘登場
    あまりの美しさに理性が負けそうな源氏
    ギリギリの所でとどまっていたら、ひげ黒の大将にとられた、やられたね

    其の二十九
    夕霧と雲居の雁がやっと結婚
    しかし、三十六から三十九では友人柏木の未亡人となった二の宮と浮気してしまう
    とても不器用な夕霧、お気の毒なのは二の宮様

    其の四十
    紫の上死す
    ここから哀しみやつれる源氏
    ラストに向けて回想、恋人たちとの別れのシーンが続きます

    其の四十二
    源氏の君死す

    古典文学を読みやすく楽しませてくれて感謝しかありません
    これからも何度も読みます

    • 3
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW

    子供の頃読んでいて、懐かしくなりました!
    あの頃は男女の機微がよくわからず
    ???と思うシーンも多かったけど
    大人になって読むとまた違う発見や楽しさがあってよい!

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    人間の悩みは平安の昔も今も同じ

    源氏物語等の古典は、知識が無ければ文章だけでは直ぐに理解が難しい
    建物の作り、昔の風習や節句、着物のしつらえ、、家具調度品、地位や役職等をマンガで見て理解が進みやすいので古典の勉強にもとても良いと思います。

    マンガで描かれている内容は、表面的なイメージの「ハイスペキラキラ男子のモテモテ物語」ではなく、
    青年から大人へと成長する男子の成長物語を軸とし、光の恋愛を男女双方の感情を丁寧に描き(相手が沢山いるので、色んなパターンの恋愛と、相手の女性の感情が描かれていて共感しやすい)、出世の為のいろいろ、年取ってから弱っちゃっていくところまでしっかり書かれていて、源氏物語への愛情を感じられる作品です。

    とは言っても、マンガの最初は「ハイスペキラキラ男子のモテモテ物語」。
    最近の「王子様に溺愛」系マンガのあまーい主人公と同じだけど、違いは相手が一人じゃないというところ。なんでこうなったんだろう…
    相手になる女子、その周辺の男子の気持ちを思うと、辛い…
    でも、女子ははまると思うなぁ。
    後半は、もっと大人な物語へと展開します。

    何度読み返しても、絵の素晴らしさ、物語の場面の世界観に感動します。着物の柄とか、髪の書き方、調度品とか丁寧に書き込まれていて本当にすごい。

    源氏物語の現代語訳を読んでいても、このマンガの絵を思い出してしまいます。
    このマンガを読んだ後に、いろいろな源氏物語の現代語を読むことをお勧めします。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    中学高校時代に最初に読んだ

    中学高校時代、あさきゆめみしを読んでいたから古文がとても楽だった。なにより美しく夢のような世界観で素晴らしい作品。大人になって紙でも全巻購入して何度も読み返してる。中学高校時代には分からなかった紫の上の苦しみ切なさ儚さを今ならずっとよく理解できる。年齢によって感じられるものが深くなっていく作品だと思う。光源氏作品は数々漫画化されてるけど、このあさきゆめみしを超えるものはあらわれない。他のを読むならこちらを読んだほうが絶対に良いと思う。

    • 2
  5. 評価:5.000 5.0

    素晴らしいです

    ネタバレ レビューを表示する

    中学生の時に、この あさきゆめみし を読んでいました。実家にまだ単行本があるかもしれません。源氏物語はこれでストーリーはバッチリでした。古典も得意になりました。子どもが中学に入ったら読ませようかな…男の子なので興味はないでしょうが…。
    光源氏は色男なので、私は相手が光源氏なら嫉妬で生きていけないと思います。
    昔の一夫多妻制は女性にとっては酷です。まぁ妻にもなれない一夜の恋より、妻になれるだけ良いのかもですが、今日も来られない…もう1ヶ月も来られていない…なんて辛すぎます。待つ身のつらさが、このあさきゆめみしで体感できました…。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    大好きな 作品です。

    大和和紀先生の 一番 傑作の 作品だと 思います。こちらも、一斉風靡 しました。
    わたしは、紫の上が 大好きで、こんな女性に なりたいって思っていました。
    紫の上が、病気に、なり、光源氏が 悲しくて つらい 思い を していて、やはり、光源氏に とって、紫の上は、特別なんだなあ。と思いました。そこまでに いく、女性たちの 苦しい恋が 沢山あって、プレイボーイである 光源氏は 罪つくりだなと 思います。
    でも、わたしには、もう この作品が 一番好きで、はまりました。ぜひ、読んでみてください。美しくて 切ない 愛の お話です。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    芸術の域です

    連載当時にmimiで読んでいました。源氏物語の世界観がともかく美しく再現されていて着物や調度品が素晴らしくて大和先生が「あさきゆめみし」のためだけに専属のアシスタントさんを雇っていると知ったときには納得でした。

    あの人数の姫君をちゃんとそれぞれ描き分けているのがすごい。一人ひとり美しいのに顔立ちが違うんです。
    宇治十帖までしっかり描き切った功績といい、もはや芸術の域だと思います。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    いつまでも色褪せず

    小6の時にこの作品と出会いました。
    友達から借りて、子どもながらドキドキしながら読みました。絵も美しく、一気に作品の世界に入り込めます。お陰で古典は大好きな分野になりました。大学受験では2つの大学で源氏物語が出題されましたが、簡単に解く事が出来ました。

    それから30年以上経ちましたが、またこうして
    読み返しても、何度でも感動できる作品です。
    今、大河ドラマで取り上げられ注目されていますが、1000年以上前に作られた物語をこのようにわかりやすく美しい絵で楽しめる、素晴らしい作品なのだと、改めて実感しています。

    皆さんも是非、あさきゆめみしの世界を堪能してみてください。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    推しはやっぱり明石の上

    ネタバレ レビューを表示する

    紫の上をして「なんと高雅な」「あの奥ゆかしい方」と言わしめた佳人。(残念ながら不勉強で原作の中にも紫の上のこのような感嘆の声があるのかはわからないんだけど)藤壺の宮は別格としても、数多いる源氏の女人の中で、容色・品格・そして心映えの美しさが揃った、紫の上と互角に張り合える唯一無二の存在だと私は思っています。
    最初登場した時は、声と面影が六条御息所に少し似ているとあったので、「プライドの高いキッツイ女性なのかなー」と思ってました。が、子どもを産んでからのこの人の、その真の姿…海のような深い愛がとても美しいかたちであらわれます。胸を引き裂かれるような思いで最愛の我が子を紫の上の元へ送り出しながら、決して源氏を恨まず、我が身を卑下することもなく、ただただ娘の無事だけを願い続けるその愛の深さ。田舎の明石から大都会の京の都に出てきた時の、切なく寄る辺ない我が身を嘆きつつ、ちい姫への思い一つのみを胸に耐え忍ぶ姿。やっと対面できても、実の母とは名乗れない理不尽な立場(状況はわかるが結構源氏のやっとる事ヒドイと思う)なのに、何もかもその胸に全部おさめて、黙してちい姫を見守る。全てが明かされた後も、国母となったちい姫のことも若宮のことも全てにおいて紫の上を立て、自分は出しゃばらず裏方役で慎ましく控えている。その美しさに加えて教養の高さ、趣味の良さ、優しい心配り、こと琵琶においては名人級なのに、ひけらかすこともない。まことの貴婦人とはこのような人のことを言うのですね。紫の上と明石の上の初対面は、鳥肌モノでした。最後まで女の業から逃れられなかった紫の上に比べ、恋愛から一歩引いた立場で心安らかに過ごせた明石の上の生きざまがいいなーとつくづく思います。
    末摘花や花散里など、心清らかな女人の回は清々しくて好きだったな。
    あと、「空蝉」のやるせなさも良かった。人生は選択の連続だけれど、これを選ぶしかない、って時も確かにあるんだよね。源氏は生まれつき身分が高くてお金持ちで顔も良くて誰からも許されてきたから、なんだってやりたい放題で手に入らないモノなんかひとつもなかったおぼっちゃま育ちの傲慢さがある。そこがカッコ良さといえばそうなんだけど、年老いたオジサンの夫と比べたら、そりゃ…でも空蝉は信念と誇りがある。情ではなくて、もっと尊いものがある。しかしそれにつけてもうつせみというタイトルの素晴らしさよ。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!!

    ネタバレ レビューを表示する

    高校時代に何度も何度も読み返した大好きな作品。あまりにハマってしまい、受験勉強から解放されて大学に入ってからは隙あらば図書館に籠って原本も読破したほど。
    読む度に女性たちの印象が変わっていくところに、自分自身の変化や成長を感じさせられる。
    今も昔も女同士のドロドロに巻き込まれる前にとっとと死んでいく夕顔が一番好きだが、子供の頃は恐怖でしかなかった御息所の弱さに気付いたとき、ピュアを絵に描いたようだった紫の上にしたたかさを感じたとき、あぁ私もまたひとつ大人になったなと思う。
    永遠に色褪せない名作。

    by hytm
    • 1

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