5.0
昔高校生の頃、読みました。
あれから数十年……あの頃、ただ恐ろしい物の怪にしか見えなかった六条の御息所の、狂おしい程の想いや、子もなく光源氏しか頼る人がいない紫の上の気持ちも理解できるようになりました。
ただ最後まで、課金しながら読むにはいかんせん長い。
実家に漫画を取りに行く方が安上がりかも笑
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昔高校生の頃、読みました。
あれから数十年……あの頃、ただ恐ろしい物の怪にしか見えなかった六条の御息所の、狂おしい程の想いや、子もなく光源氏しか頼る人がいない紫の上の気持ちも理解できるようになりました。
ただ最後まで、課金しながら読むにはいかんせん長い。
実家に漫画を取りに行く方が安上がりかも笑
中学生の頃、この漫画を持っていた子がクラス中の女子に貸してくれ、お陰で古典が好きになりました。
授業で習った事は殆ど忘れていますが、読み返してみると、あさきゆめみしの内容は結構覚えていました。
光源氏は沢山の恋をしますが、それは初恋だった藤壺の面影を追い求めての事だったのかな、と思います。
美しい絵で、雅な世界や登場人物の苦悩が描かれていて、大和先生の漫画で読むからこそ素敵!と感じれたのだと思います。
作者さんの美しい絵がとても好きです。源氏物語をよく理解出来るようにうまく構成されて描かれていて、話に吸い込まれていきます。女性の内面的な思いをとてもうまく表現されているなぁと惚れ惚れしてしまいます。幻想的で美しい世界にはまりました。
この本で源氏物語知ってるといっても大丈夫な位、きちんと描かれていると思います。
小物から着物、花などの風景や背景も綺麗!
最初の1巻位まで、綺麗な女性は顔の区別が付きにくいけど、2巻目位から絵に特徴が出てくるので大丈夫!
光源氏は最後の最後でやっと紫の上の気持ちに気付きましたが、遅っ!っとイライラしました。魅力的な男性で描かれてますが、出てくる女性の方が皆んな素晴らしい人ばかりです。
しゅじんこうがかわいくて、あいてのおとこのひとがおれさまですきなパターンです。これからもっとさきを読むのが楽しみ。
絵が世界観にあってて、綺麗。源氏物語をわかりやすく読むのにいいんじゃないでしょうか。若紫の部分で原作と違ってると思ったけど漫画として面白いし。素敵な作品です。
紫の上が大好きです!
知的でかわいらしくて、光の君を信じ、光の君に大切に育てられ、やがて妻になり、裏切られ、それでも最期には光の君とあえて幸せだったと…泣ける。。
もう一言で言うとなんて素晴らしい作品なのでしょう
文学作品で読んだ時はあまりにも多くの登場人物でてきて図でもよく分からず流し読みしてました(笑)
光源氏の数々の女性との恋、愛情の深さが伝わってきます。初恋がどこまでもついてまわり、もがき苦しみます。紫の上の愛は最初は初恋が、しかしある時から最愛の人となりますね。描き分けが大変で明石の君と紫の上がかなり似て見えて辛いところがありますが、見ごたえがあります。オススメです
実家に単行本があり何十回と繰り返し読みました。
お陰で源氏物語が大好きになり、他の漫画家さんの源氏物語も読みましたが、こちらの作品がダントツで分かりやすく、かつとても感動しました。とくに紫の上の死に際。
源氏の君の度重なる浮気で心を痛め、一時は愛が冷めてしまったと思っていた紫の上ですが、死の間際に源氏の君の涙を見て、自分の本当の想いに気付きます。そのシーンの描写やコマ割りが秀逸です。
物語の最初の方はハイカラさんの絵に近い上に、ややコメディタッチな部分もありますが、後半に進むにつれて絵がとても繊細なタッチで美しくなり、シリアスな雰囲気が多くなります。
光源氏死後の話である宇治十帖の巻は特にそう感じます。
絵が古臭く感じる人もいるかもしれませんが、1度は読んでみて欲しい作品です。
光源氏が、紫の上への愛に目覚める後半、涙がポロポロでた。
女性キャラの描き方が、わかりにくい箇所もあるので、私は中盤混乱したシーンもあったが、薫の章最後まで描いている漫画は、滅多にないので、源氏物語に興味のある方にぜひオススメしたい作品だ。