【ネタバレあり】ふしぎ遊戯 玄武開伝のレビューと感想

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5.0
悲しく切なく美しい
まず、ふし遊を先に読んでからこちらの玄武・・・を読むことをオススメします。
玄武の結末はふし遊で触れられているため、最後が美朱と鬼宿のようにはならないことをわかっていて読む・・・もう、なんで最後に泣くことをわかっていながら読まなきゃいけないのか・・・でもやっぱりぐいぐい引き込まれてやめられないですね。
ふし遊同様、今回も容赦無くまさかあの人が⁈という悲しい別れがあります。
とにかく女宿が見ていて痛々しすぎる・・・最後に彼は前向きに生きて、多喜子や七星士達との約束を果たして生き延びますが、それにしたって、今回女宿ほど大切な人を喪っている人はいないでしょう。
更に独りで多喜子を思いながら100年て・・・切なくてもう泣かずにはいられない。
ふし遊も第一部の終わりで号泣でしたが、玄武の結末での号泣とは涙のワケも質も違います。
ふし遊があってこその玄武ではありますが、ふし遊よりも玄武の方が話はじっくり作り込まれている気がします。
ふし遊は朱雀と青龍同時に巫女が現れたばかりに青龍側の扱いが敵キャラなのですが、玄武は純粋に七星士それぞれの過去や性格を味わうことができるし、読後感がふし遊に比べてずっしりときます。
ふし遊は私の中では殿堂入りですが、玄武の方が好きです。
2018年4月からいよいよ白虎仙記のコミックが発売されました。
鈴乃は生還するわけですが、こちらもまた期待せずにはいられませんね。
早く読みたいです。by レイコさん-
41
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5.0
アニメ化望みます❗
前作が凄すぎて 印象に残っていますが、
玄武外伝が始まると聞いて
あれ以上のワクワク感が同様に出来るのかな?と 正直 不安でした。
でも、ふたを開けてみると そうでもなく
すんなり物語の中へ 溶け込められて
よかったです。
クライマックスはそうなっていくだろうと
予想はしていましたが、分かっていても
やはり 悲しくて 泣きました。
玄武の巫女を守る七星士の団結力が 素晴らしく、
女宿と多喜子のひたむきな愛が素敵です。
前作と比べて 絵柄が変わってしまったのは、
残念だとは思いません。
多くの作者さんがそうなってしまうので
理解しています。絵柄が変わっても、ファンである事に 変わりはないですから。by ポゥ-
40
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5.0
名作です!
主人公のひたむきさや強さの理由、七星士達が心を開いていく過程などに無理がなく、丁寧に描かれているからこそ、ラストは涙なくして読めない素晴らしい作品でした。
世界観はファンタジーであるのに、それぞれが持つ過去の傷には共感できるところも多いので、主人公の言葉に読者もきっと癒されると思います。
前作も読みましたが、私は玄武編の方が好きです!by 匿名希望-
11
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5.0
壮大
朱雀、青龍編をどハマりして一気読みしてから読み始めました
絵は以前から綺麗でしたが、全体的に可愛く綺麗な少女漫画的な絵になったような気がしました。(結構残酷なシーンもありますが、それも少女漫画界でなかなかない凄さかと)
正直、最初は朱雀編の方が面白かったかもとか思いましたが、どんどん引き込まれていきました!
前作との登場人物とは違い、みんなそれぞれ傷や後悔を抱えていて深い
でも、みんな、多喜子の強さや優しさに惹かれて癒されていったのではないかと思えました。
前作も凄く良かったけど、より直向きに生きること、優しさや強さ、深く考えさせられる作品でした。
最後は号泣でしたが、一途な深い愛の美しさに感動、2人だけじゃなくて仲間や大勢の民、人が人を思う気持ちが、悲しいながらに最高に美しいラストだったと思います!by 月野てるる-
8
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5.0
説明不要、少女漫画の名作「ふしぎ遊戯」の続編です。
前作よりもギャグ要素は少なめ、キャラクター全員がしっかりとした意志と覚悟を持っていて、より好感が持てました。
ただ、前作を知っているので、ラストは悲しい最後になることも承知で読みましたが、やっぱり切なすぎる!
特にソルエンのシーンとラストシーンは涙なしに読むことができませんでした。
「ハッピーエンド」とは。子供のころは[ハッピーエンド=主人公2人が生きて結ばれる]でしたが、大人になり、それが必ずしもハッピーエンドではない事を知りました。
前作でこの恋の結末が出ている以上、避けられないけれど、多喜子にとっての「ハッピーエンド」女宿にとっての「ハッピーエンド」はやっぱりこの形だったのかな。
また読み返したくなる話です。by Yukinako-
6
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5.0
よく頑張ったねって言いたい!
ふしぎ遊戯、本編から、この物語に出会いました。たとえ、結末がわかっていても、玄武を呼び出し春が来るまでの、多喜子や女宿、七星士の行動や愛に、1つ1つ、涙しました。泣きました。たくさん、泣きました。よく頑張ったねって、言いたいです。無理だと分かっていても、多喜子と女宿が一緒になってほしいと何度も想いながら読みました。この物語を最後まで読んだとき、日々の考え方や行動を、もっと大切にして生きようと考えさせられます。私にとって、心に残る名作の1つです。ありがとうございました。白虎外伝も、応援しております。
by 匿名希望-
6
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5.0
今まで読んだ作品で1番素晴らしい!
小学生の時から朱雀・青龍編を読んでいて大好きな漫画でした!
正直最初玄武編が出ると分かった時は結末は前作で分かってしまっているし、何となく玄武編はそこまで引き込まれる気がしませんでした。
しかし、読んでみて本当に今までの人生観が覆されました!
多喜子の生き様と死に様、、、
一途に女宿を思う気持ち、、、
家族との絆、、、
すべてに涙しました。
命ってそんなに簡単なものではない、、、
どれだけ尊いものなのか教えてくれる作品でした。
前作以上のものはまったく期待していませんでしたが、最終話を読み終えた時には友情問題で多くの犠牲を出した朱雀・青龍の巫女に呆れた感情を抱く程多喜子の生き様と死に様に心を打たれていました。
きっとこんなに民や仲間のために生きた巫女は居ないでしょう。
自分の願いは1つも願わずただただ民のために生き、散って行った巫女、、、
何度読み返しても涙が止まりません。
前作ももちろん素敵なお話ですが、私は玄武編が1番大好きです!!
大切な事を教えてくれる素敵なお話です。by 匿名希望-
5
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5.0
朱雀、青龍より玄武!!!
今更になって最初のふしぎ遊戯を読み出して...そしたら今更になって玄武開伝が読みたくなって...
他の方のレビューにもあったように、私もこっちの作品を読み終えたと同時に一気に好きになりました。女宿の一途さ、かっこ良すぎて惚れます♡
結末はわかっていたけど、それも意外な結末で涙が止まりませんでした。
最後に残った一つの願いは、読んだ人ならみんな同じ事を願うんだろうと思います。
白虎も、最後が少しわかっているとはいえ、楽しみで仕方ない!by 匿名希望-
4
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5.0
面白い(^^)
最近、朱雀青龍編を読破し、その勢いのままこちらも!なんていうか‥名作ですねぇ‥それしか思い付きません。。ふしぎ遊戯のアニメがあったぐらいはまだ幼くて難しそうだと言う印象だったのですが、ふしぎ遊戯と遥かなる時空の中ではブームが凄かった!というのだけ覚えていたので、いそいそ。名作は時代関係ない。
白虎編はまだ未読でありますが、朱雀青龍編を見ると時系列的な問題で、玄武も白虎もお話の結びが分かるのですが、それを踏まえた上でも面白い。え、ラストそう言う事!っとちょっと始めから切ない雰囲気噛み締めて読んでたので、この終わりにも納得です。凄いよね漫画でなかなかないよね‥小説の書き方ではよくみますけど。そこに持っていくまでのプロセスも面白い。
なによりこの世界観。そして個人的には朱雀青龍より主人公、仲間、お話、どれをとっても好きです。皆好きやけどね!何より朱雀青龍に出てきた御二方の生前の様子、そこに至るまでのキャラ‥多喜子のガッツ‥ストライク。笑 ただの辻褄合わせに思わせない細やかな配慮やブレない設定、細部にまでこだわる先生の配慮には尊敬しかありません。
白虎編は全部出てから一気に読みたいので、ポイント溜め込んでいきたいと思います。絶対面白いからそわそわするもん。指折り待つの恥ずかしい年齢だもん(笑)
ふしぎ遊戯全体の感想としては大河ドラマぐらいの濃さがあり、アクションシーンもかっこよくて、何よりキャラと世界観が好き過ぎます。笑って泣いて、勇気貰える素敵作品。ずっと初期のファンのお姉様方が待っていた!と答える意味が読むとよく分かりました。by 匿名希望-
4
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5.0
壮大で儚く美しい物語
後半のどこからだろう…ハーガスの死辺りから涙がボロボロ。すべて読み終えた後も胸がぎゅっとなっています。
多喜子と女宿の恋は最初から最後まで美しすぎた。周囲が嫉妬できないくらいの深い愛で儚すぎる。
帝と妃の恋って感じで完璧。伝説、永遠です。
女宿はもちろんずっとカッコよかったけれど、真っ直ぐで多喜子を想う気持ちがいちばん深かった虚宿と、めちゃくちゃ美しくカッコいい斗宿をもっともっと見ていたかった〜!思い違いかもしれないけれど虚宿「虚」の意味も何だか分かった気がする。
敵味方関係なく各々のキャラクターの愛と正義が丁寧に描かれていて、虚宿を殺めた紫儀でさえ許せないのに辛かった。
玄武の神座宝が護られている雪山の扉の場所。
多喜子と女宿が初めて出逢った場所だけれど、柳宿が命を落とす場所でもあるんだよなとか、最後の最後まで朱雀青龍との繋がりが綺麗でした。
渡瀬悠宇先生、天才。
朱雀青龍みたくゲラゲラ笑える場面は少ないけれど、玄武開伝は宝物。おそらく巻頭カラーも多かったようなので、完全版出版して欲しい…(ii)
いや〜この気持ちをどうしたらよいのか分からないけれど、二人は永遠なのである。by 秋月茗子-
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