【ネタバレあり】女王の花のレビューと感想（120ページ目）

古代中国の大河ドラマを思わせる

勢力図や家系図、陰謀に野望、虐げられし者や見捨てられし者、忠誠心強し者に尊き志を持つ者、商人の逞しさ、権力者の さもしさ、孤独、戦と和睦、栄枯盛衰。過酷な運命を背負い、乱世を生き抜いた女王のお話。

少女から女性へ。知恵と胆力で切り抜けていく様に 胸のすく思いで読み進め、理想を掲げ、立場を見失わず生きる様子に切なさが滲み、恋愛要素はあっても、報われない想いに歯痒さを感じました。

画力も申し分なく、ストーリー構成に至っては、かなりの歴史好きかと、読み応え有り。

しかしながら、この結末は！ 私には哀し過ぎました。確かに、薄っぺらなハッピーエンドには出来ないストーリーでは有りますし、「女王の花」の奇跡も絡めないと終われないかと思いますが。それにしても、なんとも救われないあと。次の章に入って超長編になっても良いから、別の終わり方は無かったのか、と‥諦め悪くてすみません。

悲しすぎ

お試しだけのつもりが、
どうなるのどうなるのと
一気読みしてしまいました。

かわいい亜妃から、美しい女性に
変わっていくのも良かった。
でも悲恋すぎる。

のめり込みすぎて、ロス感ハンパないです。

マイナス１は、最初に年老いた手で始まったのに、
なんで年老いた亜妃で終わらないかな。

せつなすぎる……母親が娘のために自ら毒をのみ、も～涙を流しながらよんでしまいました。
ラストまで一気に読んでしまいそうです。

とても良かったです！
冷遇されながらも王族である主人公と従者とでは、身分差があるのだということを節々に思い出ささせるストーリーでしたが、その分最後主人公の望みがささやかながらも叶えられた瞬間はとても感動しました。

長ーい話をついに全部読みました。
壮大だけどしっかりまとまっていて、読み応えがありました。
最後は…やっぱりハッピーエンドが良かったなぁ

泣く

おばさんになってこんな泣く漫画に会えるとは思わなかった。時代背景や名前など感情移入しにくいはずなのに、ラストまでは目が離せない！しかも、生きてると！再び会えたと信じてる！

切ないけど面白い

不遇な境遇にあいながらも、悩み苦しみながら女王となるべく成長していく様は、読んでいてとても楽しいです。

そしてそれを支える唯一の存在との、許されざる恋。
二人は結ばれるのか、女王になれるのか、最後までドキドキと目が離せず面白い内容でした。

古代中国を舞台にしたドラマです。古代中国というと｢三國志｣のような壮大な雰囲気を感じてしまうのは私だけでしょうか？
亜の国の姫として生まれながら、隣国との外交・勢力争いの中で冷遇されて育った亜姫。母の死後、人質として母の祖国黄の国に送られるのですが、力をつけて亜の国を敵対する第二妃から取り戻すと心に誓います。
確執を持つ父王や母妃と縁のある人物等に支えられて、力をつけていきますが、何と言っても、互いに命をなげうってでも守ろうとする亜姫と薄星の結び付きに胸が締め付けられます。
身分を越えて信頼し惹かれ合う二人の行く末を見届けたいです。

泣けます！

およそ姫らしくない姫さまと、異国の地からきて一緒に育った男の子との2人だけの強い絆が、物語の端々で読みとれて涙が出てきます。命をかけて姫さまを護り、お互いに信じあい同じ望みを持ち、愛し合い、死が2人を引き離してもなおお互いに信じ続けるその絆に、涙なくしては読むことができませんでした。

本でもともと読んでいたのですが、内容は本当に面白くて引き込まれます。2人のお互いを想い合う中での切ない感情や、悲しくても立ち向かっていく亜姫の姿など、見所は沢山あります。勇気をもらえる作品です！
ラストはハッピーエンドでしたよね？きっと。考えさせられるラストでした。おススメです！