【ネタバレあり】女王の花のレビューと感想

切ない

緻密なストーリーや世界観に引きずられて、ついつい読む手がとまらないのですが、亜紀の覚悟やそれを守るために死力を尽くす人たちをみるのはとても切なくて、心がえぐられます。
読み終わったあともしばらく抜け出せないです。

戦うヒロインの時代物復讐冒険ファンタジー。この手の作品は読み応えがあって面白く名作も多いですよね。
それぞれ好みがあると思うんですが、個人的には田村由美先生のBASARAが最高峰だと思っていて、他にも暁のヨナや黎明のアルカナも好きです。
この女王の花も読み応えがあって面白いんですが。生まれながらにして過酷な境遇のヒロイン。でもヒロインの母である妃へのこの扱いはさすがにおかしくないかなと。平民出とかだとわかるけど、小国といえど仮にも隣国の姫様ですよ？しかも正妃。黄国の人も出入りしてんのに何も手を打たないのはおかしくない？土国の土妃の手前何もできなかったのなら黄国の王も孫を責める資格なくない？幼い姫に1人でずっと見させてた訳だし。それからヒロインの父親に対する態度も腑に落ちないというか。散々放ったらかしだったのに狩りで活躍すれば認められるとか。
で、ヒロインがその後もどんどん過酷な目に遭う訳だけど、そんな感じで裏付けに説得力がないために納得がいかないので、後のどんでん返しのためにただただ姫に辛い思いをさせてる感じがして。母親が亡くなった場面と理由もそれはないんじゃない？と思いました。
まだ序盤しか読んでないのに何なんですが、まだ無料分読めますが続きを読む気にならなかったかな。

恋愛もの以上の素晴らしい作品

亜姫が芯のある女の子で大好きだ。それだけにラストは泣いた。そして薄星がまた素敵です。これは恋愛ものだけど、それ以上の作品だと思う。歴史好きでもそうでなくても、おすすめしたい。

ストーリーに引き込まれて一気読みしたくなる。
…にしても切ないなぁ。これだけ長い間、相手を深く大切にする2人を見てきたから、生きている間に触れ合う幸せを味わってほしかったと思ってしまう。

皆さん

同じことを書いていて、繰り返しになってしまいますけれども、最高の作品でした。泣きに泣いて気がつくと、目がパンパンになっていたり、こんなに漫画で泣いた事は無い位です。切なすぎて切なすぎて辛い。。

素晴らしい　純愛

大好きな1冊になりました。
キャストが良い。　亜姫　薄星　青徹　みんな良い。　素晴らしい純愛　読んでいて　久々に　目頭が熱くなりました。

ふと思い出して泣きたくなる

めちゃくちゃ面白かった。止まれずに読破。でも読み終わったあとの喪失感がすごい。彼を失わない終わり方はなかったのか…もしいてくれたらどうなったのかを考えずにはいられない。生涯独身を貫いたのか…新たな出会いで別の幸せを見つけてほしかったようにも思う。これはただの希望。別れがつらすぎて-1だけど、総合的にとても面白かった。

せつない

ここまでお互いに思い合い愛しながら、一緒になれない二人。悲しくて究極に美しい物語。千年の花に託した思いがせつない。いつまでも心に残るストーリーでした。

大好き！

主人とお付きの者という関係からストーリーが様々に絡まり合いながら動いていく。
夢中で読み進めてしまいます！
亜姫の運命、母である黄妃の運命がなんとも。。。

これは好きだわ

絵も話も好き
心理描写も良い
幸せになって欲しいが身分違いが悲しい
凛々しくて可愛くて哀しい話しだけど惹かれる