5.0
キャラ設定が秀逸です
平成の世から戦国にタイムスリップして信長として生きることになったサブロー、ひょうひょうとしているけど大事な局面でどっしり構えてしっかり大将やってるところが読んでて安心感があります。光秀やおゆきをはじめ、恒ちゃんたち家臣の殿ラブな感じとあの忠誠心、いいですね。ストーリー展開の面白さはさることながら、登場人物がほぼ全員歴史上の人物なのに個性が際立ってて魅力的なのがこの作品のいいところです。極悪人のように書かれている秀吉と秀長も私は好きです。重要な仕事を任せてもらったときは素直に驚いて喜んでるのとかちょっと可愛い。信長が自分の領内で暗殺されそうになったとき逃げる五右衛門に気付いて追いかけたのはちょっとカッコ良かったです。能力が高すぎてね、秀吉も秀長も、なんか憎めないし、カッコよく見えちゃう。
これからいよいよ本能寺の変に向かっていくと思うので、サブローとミッチーの強い絆がどうそれを乗り越えるのか、結末がすごく気になります。
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