みんなのレビューと感想「信長協奏曲」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

ベスト４入りの面白さ

奇抜な人柄で知られる織田信長が、実は現代の高校生だったという話。
当時の17､8歳は立派な大人でしょうが、現代ではまだまだ子供。子供だからこその無謀さと正義感で、現代っ子ならではの合理的思考で戦国時代を生きぬいていく。

課金したのは、これが４作目。つまり、私的にベスト４入りです。途中までしか読んでいませんが、ポイントの許す限りコツコツ読みたい作品です。

「歴史は漫画で学べ」とはよく聞きましたが
学生時代は全く興味が湧きませんでした。
もちろん歴史が元のフィクションですから
読んだ後に「本当にそうだったの？」
「この人は誰なの？何をした人なの？」
と毎話調べております。お恥ずかしい。
こんなに夢中になって歴史を学べるなんて
学生時代の私は想像もしてなかったです。
主人公のサブローも人柄が魅力的だし
引き込まれる作品です。

少しクセのある絵柄ですが、話と合っています。
サブローの軽さが戦国乱世の重さを和らげていて、読みやすい。
ひとつ気になるのは、現世から過去にやってきたサブローが織田信長、本物の信長が明智光秀にすり替わっていて、本物の明智光秀はどこ行った？
私が忘れているだけかもしれませんが…
最後は本能寺の変で本物の信長が亡くなりサブローは無事現世に帰ってくるのでしょうか？
ラストが楽しみです。

読んで損は無い！

ドラマ化映画化で気になっていた方も多いでしょうが、時間的な制約が多い映像作品では語りつくせない魅力ある作品です。
発想は「もしも〇〇だったら…」がスタートのタイムスリップものなのですが、史実もきちんと描いた上で独自の解釈が出てきて、歴史好きも歴史が苦手な人もみんなが面白く読めるあたりが凄い。読むとみんな信長ファンになってしまいますよ。

ハマる

サブローがアホで歴史を知らな過ぎるが、時々は日本史の教科書を開いて歴史を紐解く。まあ教科書では、細かい経緯など分かるすべはない。歴史家がこうだったのではないか、というのと真逆に偶然運良くこうなっちゃった、という大局観が面白い。
じゃあ、歴史に名高いあれやこれやはどうする？！という興味から、結構ドハマりで面白い。荒唐無稽というり、かなり緻密な伏線。

あり得ない設定

タイムスリップ的な話は良くあるけど、歴史上の人物(それも誰もが知る超有名な人物)と入れ替わって天下を目指すなんて、これまで聞いたこともなかった話。主人公が何故これ程淡々と現実を受け入れ、周囲を自然と巻き込みながら天下統一に向かっていけるのかが不思議。主人公の心情、本心があまり見えない(見せない)のも話の面白さなのかも。

異世界

小説家にな○うなどのネット小説で大流行りの異世界に行ってしまう話。それらはあまり好きでないですがこの漫画は面白いです。信長の顔も昔の人のようなぼうようとした顔で、でも意外にどちらの世界にもいそうというような顔のところが、どちらでも違和感なく読めてよいです。異世界で現代のものがびっくりされるところがやはり面白いです。

無料分だけのつもりが‼

全部購入してしまいました。
ゆとり世代の信長、最高です。
何年も信長でいるのに、言葉遣いも態度も、高校生の時から変わってない。
もう少し時代に馴染むものでは…？
けどそこは漫画。
おいっちゃんも、いつまでもおてんばのままだしね。
それにしても帰蝶との仲良し夫婦ぶりが素敵です。

メディア化されているのは知っていましたが、（歴史にあまり興味がないということもあり）作品自体を読むのは初めてでした。
さぶろーのあっけらかんとした性格はとても作品を読みやすくしてくれ、続きが早く読みたいと思えます。想像以上に面白いです。
まだ序盤ですが、この結末は必ず読んでおきたいと思います。

激しくない信長

すごく面白いです。
歴史上、信長は苛烈な人柄としてかかれることが多いですが、ゆとり高校生が信長になっちゃった、という設定が新しく、読み始めました。
でも、タイムスリップが長引くとしっかりしてくるので、ああー、成長してる！と親のような(笑)視線で見守っています。