みんなのレビューと感想「岳」（ネタバレ非表示）（47ページ目）

山って厳しく、素晴らしい

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遭難救助のボランティアとして、危険な場所にも出向いていく三歩。明るく、お気楽な一方で、豊富な知識と技術で山と向き合う。毎回、危険な場面もなんとか乗り切っているけど、ホントはボランティアの役割としてはおかしいんじゃないかな、なんて思ってしまいます。
一生懸命捜索した結果なのに、亡くなってしまった遭難者の家族に責められ、でもそれを黙って受け止める三歩。
三歩の人柄から、重すぎずに読めて、山の素晴らしさと厳しさの両方を存分に教えてくれる作品です。

おもしろい

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友人からの紹介で読みました。かなり熟練度の高い登山家の話です。大変勉強になります。雪山って怖いね。。

山は怖い、それでも美しい。

自然の力を前に人間は無力です、完全だと言える装備があろうとも人は簡単に飛ばされ、流れ、落ち、埋まります。
甘い装備で登る阿呆、様々な思いを胸に山へ来た筈の人々、数々の難しい山をクリアしてきた筈の猛者もみな山岳事故に遭遇します。圧倒的な美しさと驚異を背景に、それぞれ多種多様な思いを込めて山へ挑む人々と、不本意にも事故にあってしまったり　亡くなったりする人々が淡々と描き続けられています。

山初心者ですが

とても為になります。登山は常に危険と隣り合わせ。山の厳しさを教えてくれる作品だと思います。それでも山は人を引き付ける魅力もある。よい作品です。

高み

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この素晴らしい作品を世へ送ってくださった作者さんへ深い感謝を致しました。

山へ来たそれぞれの人生と目指すもの。
それを支え、守り、見送る主人公の
達観したまなざしの深さと温かさ。

叱らないんですよね、彼は。
飄々と、黙々と、ただひたすら全力で力を貸し続ける。

山の魅力の権化、優しさと厳しさの結晶の様な彼に強く鼓舞され、まぶしく仰ぎ続けます。

三歩さんて今でも山に登っていそう

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山岳救助って、今迄は遠いニュースの中の出来事だと思ってました。
登山も小学生の時にハイキングとか1時間で登って降りたりする程度で、何でそんな大変な思いしてまでって。
三歩さんは無謀な登山者にも、無計画で無知な人にも「良く頑張ったね！」って優しく声をかけてくれます。
決して「バカやろｰ!！」とかなじるような事もなく、時には遺族に殴られたり、頭を下げたりします。
せっかく救助に行っても間に合わなかったり、下山中にも体の力が抜けて息を引き取ったり…
無力感を感じながら、黙々と救助に向かうその姿に打たれます。
この作品に出逢えたことに感謝します。

山に登りたくなる

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何度読んでも、また新たな気持ちが生まれる。諦めないこと、自分のペースで前に進むこと、他人と比べないこと。漫画を読んだあとは勇気で溢れてる。死にゆく人ももちろんいる、大好きな山で亡くなっても
死ぬことに後悔がないわけではないと思う。
それでも自分のために誰かのために山に登る人はすごいなと思う。

泣きました

最初から最後までずっと山を感じながら読み進めることが出来ました 山の素晴らしさ、怖さ、楽しさ…etc.を存分に感じられます

山の厳しさを教えてくれる本

登山に憧れる者として
この作品を読むと登山の前にしておかねばならない覚悟が教えられるような気がします。

三歩さんの経験に裏打ちされた優しさと、山のプロとしての存在感がとても救いになります。

勉強になるし興味ぶかい。主人公が敬語使えないのか誰に対してもタメ口なのがちょっと気になる