【ネタバレあり】岳のレビューと感想（13ページ目）

燃えます

燃えます。登りたくなります。そして、山の恐怖も教えてくれます。ちょっと、め組の大吾や、海猿チックになってしまうのは仕方がないかもしれない。

今日の登山ブームを担った作品と言っても過言ではない。
長野の北アルプスにボランティアの山岳救助隊の三歩は超人的な力で遭難者を助けるが時には助からない人もいたり。
山の厳しさや命の強さと儚さが表裏一体で描かれたりするのでのめり込みます。

山って怖いなーと思いました。
特に雪山！
気づいたら足元に地面がない、横から少しずつ崩れる、亀裂が入るって！
低い山のハイキングは好きだけど、クリフハンガーは無理です…

最後の最後まで楽しい作品であるのに、下手に主人公が死んで、いつのまにか脈略のない人がくっついていたり、作品が最後尻すぼみだった。

(p^-^)p

岳はなんといってもラストが、、読者にはつらすぎる、、！泣
山なんて欠片も知らないのでバカみたいな疑問ですが、あんなところ何往復もできるものなんですか？無理ですよ、ね？

山登りの漫画をなぜこんなに読んでしまうのかと思いながらもりもり読むという。
映画にもなっていましたが、ドラマの方が合っているのではないかと思いました。

またおいでよ

この本にはただただ感動。涙。
ありがとう。山は美しく厳しい。その現実がよく描かれています。
三歩さんには最後まで生きていて欲しかったけど…あの場面で助けにいくから三歩さんなのだろう…三歩さんの死によって、物語は次の世代へ受け継がれていくのだろうと涙しました。
アルプスに行くたび三歩さんを思い出します。素晴らしい作品です。