5.0
映画もよかったけど、原作もいい!
原作では主人公とヒロインの心の交流が、序盤のキモですよね。とにかく心情描写がほんとにうまい。良い漫画の原則は、キャラ立ちですが、その基本に忠実な漫画だと思います。映画では大泉洋が好演していましたけれども、原作の主人公もなかなか魅力的な人物。憎めないヤツね。読み応えはかなりある漫画です。間違いなくおススメ!
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原作では主人公とヒロインの心の交流が、序盤のキモですよね。とにかく心情描写がほんとにうまい。良い漫画の原則は、キャラ立ちですが、その基本に忠実な漫画だと思います。映画では大泉洋が好演していましたけれども、原作の主人公もなかなか魅力的な人物。憎めないヤツね。読み応えはかなりある漫画です。間違いなくおススメ!
最後まで面白いです。絵は好き嫌いがあると思いますが、話は途中からぐっと引き込まれました。主人公がヒーローらしくないのも面白いです。最後が賛否分かれるところでしょう。
ゾンビ漫画として、いや、ゾンビ映画も含めて、このリアリティーは圧倒的だと思う。
ほとんど唯一無二と言ってよい。
ゾンビをいかに恐ろしい描くか、ではなく、ゾンビをやっつけるヒーローをいかにカッコよく描くか、でもなく、ゾンビのいる世界で「普通の人間」がどう生きるか、ということをこれほど徹底的に突き詰めて描いた作品というのは、他にないのではないかと思う。
その想像力が、素晴らしい。
ゾンビのいる特殊な世界を構築するだけの想像力ではなく、特殊な世界に放り込まれた普通の人間、に対する想像力が、数多のゾンビ作品の中で突出している。
もし明日、ゾンビが大量発生したなら。
本当は別にゾンビでなくてもいいのだが、何か日常の秩序が崩壊するような事態が勃発して、パニック映画的な世界が訪れたなら。
普段ヒーローでも何でもない私は、案外、日常の中では抑圧されていたポテンシャルを存分に発揮して、ヒーローになれちゃうかもしれない。
などと、夢想家の私なんかは思う。
この種のフィクションを楽しむ読者の多くもまた、似たようなことを妄想した経験はあるのではないか。
でも、多分、なれない。
ゾンビが出ようが出まいが私は私であって、それ以上でもそれ以下でもない。
隣人にさっくり噛まれて終了のモブで終わるだろう。
しかし、それでもなお、本来モブであるところの私が、あるいは私たちが、ヒーローになろうとするならば。
その答えが、この漫画にはあるような気がした。
そう考えると、「アイアムアヒーロー」、このタイトルにもう、泣けてくる。
リアルな日常のようで非日常のよう。。生っぽさがより投影できてストーリーが身近なものに感じます。映画も見よっと。
ゾンビ物が好きな方にはおススメです。
中々にゾンビが出てくるまで時間がかかるのですが、ちょっとずつ日常が壊されていく描写が見事だと思います。
主人公のダサ男っぷりは、話が進むにつれて覆されます!人の本性は、窮地になってから現れるっていうのがよくわかる作品かと思います^_^!!
何年か前に見に行きましたが、それに負けず劣らずの、スリル!ホラー感が漫画でも伝わってきて、見ていてずっとハラハラしてました!!いやー怖い!漫画でもこんなに怖い!映像だけでこんだけ怖いって、すごいな!
買って間違い無しです!
さすがと言っていいほどの作品。
絵も話も、どんどん引き込まれる。
最後がどうなるかまで突っ走って見てしまう。
おススメでしかないです。
グロいですがそれだけではなく、平凡な主人公が誰かの希望になるストーリーでワクワクします!こんな世界になったら…とおもいながら見ると怖いですが手が止まりません!
映画化も数年前にされ、今更ですが久しぶりに読みました。
落ち着いて考察すると、アイアムアヒーローはなかなかスピリチュアルな内容かもしれない。最後はひとつになる、生命をも超越した存在。意識や記憶、感情や経験も全て共有され、蓄積される。アセンション?アカシックレコード?
ラストはウィルスミスのゾンビ映画のNYに似てました。