霧の森ホテル
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あらすじ
どこにあるのか誰も知らない、 人生に悩み、心の迷宮を彷徨(さまよ)う者だけが辿(たど)り着くことができる―――。そんな不思議なホテル。今日も、人生を清算するため“お客”が、この「霧の森ホテル」に導かれてやってくる。篠原千絵が鮮やかに描く、渾身のミステリアス・ロマンシリーズ第1弾!!
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ユーザーレビュー
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完結と言うけれど
話は本当に素敵で、どうしてこのホテルが「ここに」あるのか、従業員の過去、いわくなんかを詳しくしてくれるものと思っていたら、まるで打ちきりのように途中で切られた感が否めない作品です。
お話がうまく構成されていて、このホテルに宿泊する人は「いま」生きているとは限らない、また逆に「過去に戻って」生きている人だったりと、オムニバスというか、短編小説を読むかのごとく引き込まれます。
なので余計に残念です。by ディティクティブ- 16
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4.0
さらりと人生の教訓的なことが…
こちらの漫画家さんの他の作品は、人が死にまくるものとか、最後がアンハッピーエンドみたいなものとかありますが、この作品は人生の教訓的なものがさらりと織り込まれていてよかったです。
ドキドキハラハラするお話ではなく、しっとりと心に染み入るような、ふわっとした読後感があります。
突然別れをつげられ、他の人と結婚した恋人に対して「なぜ?」という思いの主人公が、その理由に気づいたくだりのある一文は、恋愛に悩む人やうまく続けていきたい人のヒントとなると思いました。by 匿名希望- 11
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5.0
面白い~
うーん、面白い!!
いつも條原千絵先生の作品は「どう裏切られるのだろう?」と推測しながら展開を読むのですが、「そうきたか!」と想像を超えることばかりでこの作品はそれのオンパレードです。
また舞台がホテルという設定もそれぞれの登場人物を引き立ててる最高の場所になっているなと思いました。
早く次の話しを読みたいです!by 匿名希望- 5
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5.0
完結してるのか…
最近は雑誌でマンガを読むことはなくなり、気になる程度であれば電子コミック
本当に好きなお話はコミックを買っています。
保管も多くなると大変なので今はほぼ電子コミックですが、篠原先生のお話は未だにコミックスで揃えています。
このお話はベースにあるホテルはありますが、基本的にはオムニバスになっていて、はらはらせず読み終われて好きでした。
篠原先生のコミックの表紙では続刊かと思っていたので、完結と表示されていてちょっとガッカリ…
世の中しらなくてもいいことって確かにあるけど、知ったことでわだかまりがなくなったり、ふっきれたりもします。
ホテルに迷い混んだ(ホテルに呼ばれた?)ひとたちはひとつの解決をしてホテルを去り、本人がホテルを求めてもたどり着くことはできないのです。by ペンギン★★- 1
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5.0
短編ミステリーでも読み応えあり
闇のパープル・アイに始まり数多く篠原先生の作品を読ませていただきましたが
ホラーと言うか人が亡くならないお話な珍しいですね。
霧がかかったように心に迷いがある人だけが訪れることができるホテル。
そのホテルで過ごすうちに心の迷いから抜け出してこの先どう生きるかのきっかけをもらい
新たな人生に邁進するヒロイン。
短編でホテルを訪れたヒロイン毎に従業員が適切なおもてなしするのがこの作品の魅力ですね!by けしごむ39- 0
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3.0