3.0
完結と言うけれど
話は本当に素敵で、どうしてこのホテルが「ここに」あるのか、従業員の過去、いわくなんかを詳しくしてくれるものと思っていたら、まるで打ちきりのように途中で切られた感が否めない作品です。
お話がうまく構成されていて、このホテルに宿泊する人は「いま」生きているとは限らない、また逆に「過去に戻って」生きている人だったりと、オムニバスというか、短編小説を読むかのごとく引き込まれます。
なので余計に残念です。
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話は本当に素敵で、どうしてこのホテルが「ここに」あるのか、従業員の過去、いわくなんかを詳しくしてくれるものと思っていたら、まるで打ちきりのように途中で切られた感が否めない作品です。
お話がうまく構成されていて、このホテルに宿泊する人は「いま」生きているとは限らない、また逆に「過去に戻って」生きている人だったりと、オムニバスというか、短編小説を読むかのごとく引き込まれます。
なので余計に残念です。
こちらの漫画家さんの他の作品は、人が死にまくるものとか、最後がアンハッピーエンドみたいなものとかありますが、この作品は人生の教訓的なものがさらりと織り込まれていてよかったです。
ドキドキハラハラするお話ではなく、しっとりと心に染み入るような、ふわっとした読後感があります。
突然別れをつげられ、他の人と結婚した恋人に対して「なぜ?」という思いの主人公が、その理由に気づいたくだりのある一文は、恋愛に悩む人やうまく続けていきたい人のヒントとなると思いました。
うーん、面白い!!
いつも條原千絵先生の作品は「どう裏切られるのだろう?」と推測しながら展開を読むのですが、「そうきたか!」と想像を超えることばかりでこの作品はそれのオンパレードです。
また舞台がホテルという設定もそれぞれの登場人物を引き立ててる最高の場所になっているなと思いました。
早く次の話しを読みたいです!
最近は雑誌でマンガを読むことはなくなり、気になる程度であれば電子コミック
本当に好きなお話はコミックを買っています。
保管も多くなると大変なので今はほぼ電子コミックですが、篠原先生のお話は未だにコミックスで揃えています。
このお話はベースにあるホテルはありますが、基本的にはオムニバスになっていて、はらはらせず読み終われて好きでした。
篠原先生のコミックの表紙では続刊かと思っていたので、完結と表示されていてちょっとガッカリ…
世の中しらなくてもいいことって確かにあるけど、知ったことでわだかまりがなくなったり、ふっきれたりもします。
ホテルに迷い混んだ(ホテルに呼ばれた?)ひとたちはひとつの解決をしてホテルを去り、本人がホテルを求めてもたどり着くことはできないのです。
こういうの大好き♪不可思議で心安らぐような、癒されるミステリー。奇蹟。あり得ない事なんだけど、あってほしい心の支えみたいな(^-^)ねこちゃんもいっぱい出てきて兎に角癒し系です。マネージャー?支配人?も従業員も皆 心の内を分かってくれているけど、直接言わない。然り気無くヒントをくれて、最後には最高の最良の選択が出来るようになるって素晴らしいホテル。私も宿泊してみたいな♪
篠原先生の作品なので、読んでみました。
本当にミステリー作品が上手です。
不思議ホテルに何故か招待されると物語の始まり。
篠原先生は、猫がお好きです。
今回も猫が案内人。
不思議な力を持っていると言われているからなのかな?
人ってやっちゃダメだよと言われると、したくなり、逆に(悪いこと)していいよと言われると、躊躇する生き物ですよね。
その心理が働いていて、要所で効いてきます。
ハッピーエンドばかりではないのが、良いです。
失恋した主人公、あなたなしでは生きていけないと、自殺をはかろうとしたところ、猫に遺書を盗まれて、追いかけていたら霧の森ホテルに迷いこんでしまう。
なぜか、自分の名前で予約がされていて、泊まることに。
スイートルームで、失恋のことを考えて眠れずにいると、、、
急に裏切られた恋人には、どんな秘密があるのか?主人公はどうなっていくのか?
続きが気になります!!
篠原さんの作品って割と好きで読んでたつもりだったけど、これは読んだことなかった。初めっからホラーっぽいなーって思って手を出さなかったかも?
猫に誘われてというか連れ出された先は謎のホテル。でも、そのままで終わるわけは当然なし。続きは、ぜひワクワクしながら読んでほしい!
まるで某テレビ局の「夜にも奇妙な物語」のホテル特別編を読んでいるような感じでした。
何故、ネコが案内人なのか、ホテルの人たちは何者なのかは、一切わからないけど、各物語の主人公とその近しい人たちだけの過去、現在、未来が絶妙に入り混じっているショートストーリーの集まり。
この作家さん特有の血塗れやドロドロがなくて、さらっと読めます。
読み漁っちゃってます。
どれを読んでも引き込まれていく。こんな作者さんっているの!?次から次へといい作品が。
これで4作品め?なんですが、海の闇とかと少しテイストが違うようなので選んでみました。
でも、相変わらず引き込まれてしまう内容です。