がんばれ元気
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あらすじ
第22回小学館漫画賞受賞作。堀口元気にはこの道しかなかった。それは父が夢見て、ついに果たせなかったボクシングチャンピオンへの道だ。父親を世界一のボクサーと信じ、日々トレーニングを続ける元気。温かく見守る芦川先生、元チャンピオン三島など周りの人間と関わりながら世界王者への道を歩み続ける!
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みんなのレビュー
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元気!元気だった?
自分が小学生のころ夢中で読みました。元気と境遇もなにもかも共通点など一つもないのに、なぜか自分と重ね合わせて、芦川先生に恋したり、三島さんを憎んだり好きになったり。
東京に出て来てからの生活にはドキドキハラハラして、一歩ずつチャンピオンへの道を、とうちゃんとの夢に近づいていく元気を応援しました。
40年以上も経ってあらためて読んでみると、いま自分が筋トレやラン好きなのは元気の影響だったのかも?
小山ゆう先生の作品は、けっこういいところで完結して、その後の読者の想像力を駆り立てるものが多いと思います。チャンピオンになる夢をかなえたあと、田舎に戻って平穏な生活が果たして送れたのか、おじいちゃんおばあちゃんとの約束を守って学業を終えた後は、頭のいい元気のことだからきっと、もしかしたらスポーツ関連の医師になっているかな?それとも?などと考えるのも楽しいです。
(火山くんと石田さんのその後、芦川先生と関さんはどうなったのかなー、とか)by まんがままま- 7
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5.0
名作は何年経っても色褪せない
アニメはなんとなく見た記憶があったのですが、東京五輪の女子ボクシング金メダリストの入江選手がボクシングを始めたきっかけになった作品ということで読んでみたらどハマリしてしまいました
あしたのジョーの数年後から連載が始まったそうですが、ジョーほど泥臭くなく、でも昭和の時代特有の背景も残しつつ、元気くんが泣きながら汗かきながらボクシングに邁進するという
…とにかく「そんな残酷な試練ってある!?」ってくらいに波乱万丈なんですよ
どんなに鈍い感性の人でも必ずどこかで涙腺緩みます
私なんかボロボロ泣きながら読みましたよええ!!
ボクシングが好きな人もそうでない人にも一度は読んでおくべき名作ですby nigari- 2
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5.0
小山ゆうと言えば
私の中のBEST小山ゆう作品は「あずみ」でも「お~い竜馬」でも無く「がんばれ元気」です!
父やコーチである三島や露木との別れ、小学生時代の担任であり三島コーチの恋人であった芦川先生とのラブストーリー、元気の父を憎みながら元気に愛を注ぎ続ける祖父母との関係…。
ヒューマンドラマが際立っています。
大昔に読んだにも関わらず、明確に記憶に焼き付いている作品です。
年老いた祖父母元へ帰っていく元気と、待ちわびる祖父母の表情、涙を流しながら読み終えたラストでした。by だろりん- 0
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4.0
懐かしいなぁ
アニメでしか見たことなくて、大きくなってからのストーリーがメインだったけど。
この時代の空気って、夢に向かって道を追い求めるのが普通にかっこいいって思われてたけど
バブル前くらいからサラリーマンや商社マンなど学歴と肩書とオシャレでさえあればいい、みたいな風潮がメインになって、人も社会も腐れたなぁと思う。精神性ってのは、低くしたら終わりなんだよね。いまCDCが日本に直接的影響力を持とうとしてるいま、そのツケがまわってきたなと感じるこの頃。by はなはなまるころ- 0
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5.0
少年の日の真っ直ぐな夢
堀口元気の憧れのヒーローは、父ちゃんだ! 父ちゃんは、シャーク堀口という無名のボクサーだ。貧しい生活なのに二人はいつも明るい。世界チャンピオンになるという夢があるからだ。父ちゃんは金の卵と言われる関ケンジというボクサーと対戦する。善戦むなしく父ちゃんは負けた。しかし、その試合直後から、元気の人生は大きく動き出す。
by ダディスミス- 1
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5.0