龍-RON- 41巻
あらすじ
▼第1話/最後の一枚▼第2話/クレムリン▼第3話/鉛の荷▼第4話/秘密の撮影▼第5話/壁の向こう側▼第6話/8月6日▼第7話/二つの太陽▼第8話/飛来▼第9話/硝子の国境●主な登場人物/押小路龍(押小路男爵家の長男。父・一磨殺害の嫌疑をかけられ、国外逃亡を企てるも上海沖で遭難。なんとか一命を取り留め、現在は中国で李龍と名乗る)、田鶴てい(押小路家の元・奉公人で、龍と恋に落ちる。日本を代表する人気女優となり、満州で龍との再会を経て結婚。長女・和華を出産)、文龍(龍を兄のように慕う青年。小説家志望)、雲龍(映画の主役として抜擢された孤児。ていが養子として引き取った)、甘粕正彦(満州映画協会理事長にして満州国最高の実力者)●あらすじ/険しい旅路の果て、龍が甘粕正彦のもとへ持ち帰った皇帝の秘宝“黄龍玉壁“。甘粕は玉壁に秘められた情報と交換に、ソ連から満州国存続の確約を得ようと目論んでいたが、玉壁が納められているはずの箱の中には何も入っていなかった。空となった鉛の匣(はこ)を前にして、甘粕が龍を問い詰めると…!?(第1話)▼“皇帝の秘宝“の在りかを話さない龍を、新京(長春)の大陸科学院内部に監禁した甘粕。彼はさらに、秘宝を手に入れないままソ連との交渉を開始するという賭けに出た。一方、甘粕の態度に違和感を感じ、彼が龍の消息を知りながら隠していることを直感的に見抜いたていは、ある男の助けを借りるべく満州国首都警察へと向かうが…(第2話)。●本巻の特徴/いよいよ第二次世界大戦も終戦へ! 混沌とした世界情勢の中、満州国を存続させるために動く甘粕と、真の世界平和を願う龍が袂を分かつ! 壮大な大河ロマン、いよいよクライマックスへ!!
この巻の収録話
独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても、巻として表示している場合があります。
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