龍-RON- 32巻
あらすじ
▼第1話/開戦▼第2話/捨てる大義▼第3話/友の計画▼第4話/友の死▼第5話/憲兵隊▼第6話/反抗分子▼第7話/釈放▼第8話/巣立ち▼第9話/復帰要請●主な登場人物/押小路龍(押小路男爵家の長男。父・一磨殺害の嫌疑をかけられ、国外逃亡を企てるも上海沖で遭難。なんとか一命を取り留め、現在は李龍と名乗る)、田鶴てい(押小路家の元・奉公人で、龍と恋に落ちる。日本を代表する人気女優となり、満州で龍との再会を経て結婚。長女を出産)●あらすじ/1941年12月8日未明。数時間後に上海からアメリカへ発つ恋人・アンナのことを想い、文龍は埠頭に立って船を見つめていた。文龍から恋人のことを聞いた龍は、かつて自分も愛する女性と引き離されたことを語る。その時、上海港に火の手が上がった!! 日本と英米の間に、ついに大東亜戦争が勃発。アンナのことが気掛かりな文龍は……(第1話)。▼大東亜戦争の勃発により、日本軍の上海租界への進駐が開始され、欧米による上海支配は終焉を迎えた。その上海で、青幇(チンパン)のボスのひとり・黄金栄の邸宅を訪れた龍は、中国皇帝の秘宝・黄龍玉璧を手に入れるための協力を要請し、上海青幇の支持を得る。一方、再会した友人・郭孝成に「日本軍のスパイに追われている」と相談を受けた文龍は……(第2話)。●本巻の特徴/大東亜戦争が勃発!! 戦争の動乱は、文龍から友人を、そして初恋の少女をも奪っていく……!?●その他の登場人物/文龍(龍の弟分。小説家を志す)、アンナ(ユダヤ人の少女。上海のタバコ屋で働いている)
この巻の収録話
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