5.0
手を取って
母に聞いたら知っていました。有名な漫画だったのですね。
古い絵柄だからこそ引き立つ深さ、詩的で美しいリズムのある文章が魅力的です
ヴァンパイア物はたくさんあるけれど、その原初になった作品のような気がする。誰もが一度は抱く憧れに、望んでも行くことは出来ない。
- 3
母に聞いたら知っていました。有名な漫画だったのですね。
古い絵柄だからこそ引き立つ深さ、詩的で美しいリズムのある文章が魅力的です
ヴァンパイア物はたくさんあるけれど、その原初になった作品のような気がする。誰もが一度は抱く憧れに、望んでも行くことは出来ない。
この作品の面白さは時代が有るようでない、現在・過去・未來、一巻の初めから読んでも続きは全く違う巻に有る、思わず?と成る事も、まさに神秘の粋の中で繰り返される物語、ラストが無く永遠に繰り返される物語、二度三度読み込み続けてもラストがドコに有るのか疑問が物語と共に膨れる、あなたも不思議な世界の出口を探してみては如何ですか?
萩尾望都さんの作品は漫画というかもはや文学作品ですよね
紙のコミックでじっくり読んだ方がしっくりくるけど、
電子になることで今の世代の人にも読んでもらえるのはいいですね
昔の作品でもいいものがいっぱいあるから絵柄とか今の、時代だとちょっと違和感あるけど、若い世代の人にもぜひ読んでもらいたい
バンパイヤという宿命を背負い、愛する者を失っても尚存在しなければならない悲哀さと時に甘酸っぱい想いが全編通して描かれていて学生時代に熱中して読みました。何年もたった今も同じ思いが込み上げてきました。私にとってエドガーとメリーベルは文字通り永遠の存在です。久しぶりに読む事ができて嬉しい。
昔好きで読んでいたのを電子版で探して見つけたので嬉しくて購入しました。私の中ではバンパイアものの元祖だと思っています。美しい少年エドガーと妹マリーベル。ただ一人の肉親のマリーベルが生きてる事が生きる意味のすべてなエドガーの刹那的生き方。エドガーの神秘に魅せられる人々。読み返してみて覚えてる通りで嬉しかったです。
ずっと本は紙にこだわっていたけれど、久しぶりにポーの一族を見つけてポチ。宝塚歌劇団で上演されたものがとても素晴らしかったので読み返してみたら…さすが少女漫画。ロマンに溢れてますね!!時間が経つと感情移入する登場人物が変わってきたり、懐かしさでいっぱいです。古い作品を読み漁ろうかな。
幼い頃、母の本棚にあるのを見つけて読んだことがあります。時系列が行ったり来たりする中でのお話で子供の頭には理解を深められない部分もありましたが、それでもこの世界観に魅了されていた記憶が。
子供にもわかるような、といったものではない、時代の流行に媚びずに、しっかりと作り込まれて深みのある物語。これこそ名作と云われる所以でしょうね。
萩尾望都さんの初期の作品が特に好きで、トーマの心臓は秀逸ですが、それよりも早く発表されていたポーの一族は読まないまま過ごしていました。
もっと早く手にとるべきでした。
この空気感は凄い。
今の萩尾さんでももう醸せないのではないでしょうか?
作品の深さ、堪能してください。
萩尾望都先生の作品が大好きです
ポーの一族は永遠の時を生きるパンパネラ
なのになぜか弱く儚い存在に思えて
読んでいて悲しい気持ちになってしまうんです
きっと一人では苦しくて生きていけないでしょうね
薔薇とともに生きる彼らの、
胸にチクリとトゲが残るような美しい物語です
宝塚で観劇してからの原作読みです。ミュージカルでの主演の方もとても美しかったのですが、原作を読むと原作のままの再現がされていて素晴らしかったです。より詳しくストーリーを知りたいと思い読み始めました。バンパイアとしての宿命を背負って生きて行かなければならない主人公がどう生き抜いていくのか?楽しみです。