【ネタバレあり】闇のパープル・アイのレビューと感想(4ページ目)

闇のパープル・アイ
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4.4 評価:4.4 2,027件
評価5 57% 1,152
評価4 29% 596
評価3 12% 244
評価2 1% 26
評価1 0% 9
31 - 40件目/全487件

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  1. 評価:5.000 5.0

    大人になって読み返してわかる曽根原薫子

    子供の頃から大好きな篠原先生の初期長期連載。
    木に背もたれた儚げな倫子の微笑は、慎ちゃんにとって忘れられない笑顔であると同時に、読者の心にも刻まれた姿ではないでしょうか。
    一部のラストも
    二部のクライマックスで曽根原先生の執念の元で生きながらえた倫子と時を経て大きくなった麻衣との再会も
    果たせなかった慎ちゃんとの再会も
    麻衣に生きろ、逃げろと背中を押して大好きな慎ちゃんを胸に抱いて最期を迎える倫子の姿も……読む度に泣かされました。
    (後年、一部ラストのモノローグで「これが倫子をみた最後だった」と言わせてしまったが故に、2人を生きて再会させられなかったと言う篠原先生のお言葉に打ちひしがれもしましたが……)

    子供の頃は、曽根原先生は怖いしやる事全てが酷く(研究の為に倫子の妹は犬に襲わせるし協力者の医師も通りすがりの心優しい神父様も簡単に始末してしまうし…)なんて恐ろしい女だと思ってましたし、ラストは死んで清々した!も正直な感想でした。
    しかし大人になって改めて読むと、やった事は確かに酷いし許せませんが、父親の無念を晴らしたい、学会を見返してやりたいという気持ちはそりゃああるよなわかる……と、少し評価が変わりました。
    手段を選ばない所はどう頑張ってもフォロー出来ないレベルで最低ですが、嫌いという感情は無くなりました。彼女もまた翻弄された犠牲者だったのかもしれないと。(いやでも舞子を犬に襲わせたのは本当に残酷過ぎてお前……人の心がないんか……という感じですが)

    あと読んでいた当時は特に何も思いませんでしたが、普通の高校生、そんなに毒グモに詳しい事ある!?とちょっと笑ってしまいました😂

    by 24653
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  2. 評価:4.000 4.0

    昔に

    昔に本で購入して読んでました。少コミでもすごくどきどきして読んでたので懐かしかったです。小田切さん、憎らしいけどしんやとよりどきどきしてさせてくれて、小田切さんが出てくる回の方が何回も読み返してたな。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

    最初は、異形に扮する血統を持った異種族の話(もっとハードSFっぽいの)かと思って読んでましたが、主人公が感情的に動き過ぎて何も解決にならず、別の豹になる男性が出て来てようやく、これは異類婚姻譚なのだと理解した次第。
    この作者の描くものはネットで初めて読むんですけど、タイムスリップものとか鬼とか今回のような異形変身譚などの、SF伝奇っぽいものを上手くこなして、若い女性向けの話にしていて、その功績は大きいと知りました。他の話も読んでみようと思います。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    篠原先生の別の作品繋がりで、表紙を見て懐かしくなって読んでみました。
    まだ20話しか読んでませんが、ヒョウ人間というのがちょっと。。。ハマるかどうかなと思いながら読んでます

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    これはもう、昔ドハマりしたやつです。
    なんか当時から絵が古いなって印象でした。
    今の子がみたらどんな風に見えるのかな?
    内容が深刻なんで、暗いんですけど最高におもしろいです。
    倫子から娘にバトンタッチしたあたりから
    トーンダウンしましたが
    昭生がいい男(笑)娘は最強なのに描かれ方がちょっと弱いかな

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!!

    小学生のときに友達に借りて読んでました!
    当時もリアルタイムではなかった…はず。
    篠原千絵さんの作品は蒼の封印まではほぼコンプリートしてるけど、闇のパープル・アイ一番好きです!
    今読み返すと、あっさり人が死にすぎな気がするけど、この状況で生かしておく訳ないとも思うし、逆にリアルなのかな。
    当時、子供だったくせに小田切さん推しだったんだよなぁ〜
    でも、慎ちゃんが(篠原千絵さんの描く男の中では)ホントに誠実でいい奴だったのを覚えてます。切ない気持ちも覚えてます。
    大枠は覚えてるけど、細かい処は忘れているので、小田切さんが登場したばっかりだけど、今後が楽しみ!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    大好き

    倫子の血を舐めるシーンが、昔から印象的ですごく覚えてる。あのなんともいえないシーンで一気に引き込まれていったと思う。

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  8. 評価:4.000 4.0

    面白い

    懐かしい!ついつい読んでしまう。人間がヒョウに変身するなんてこの時代ではむっちゃ新しくて斬新でおもしろかった!娘に時代が変わっても母親世代の登場人物もちゃんと残ってて面白い!

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  9. 評価:5.000 5.0

    何度読んでも泣ける(ToT)

    篠原千絵先生のほぼ全作品を持っています!
    (実家にあります!)

    何度も何度も読み返して、ストーリーも頭に入ってますが、それでもまた読み返したくなるほど、
    どの作品も引き込まれます!

    この作品も何度も読みましたが、
    何回読んでも、いまだに泣けます(ToT)
    絵も古いなんて思わないです~
    しんちゃんの優しさや、想いが切ないです~

    悲しい作品は、あまり読み返したくない方ですが、
    うまく説明できないですが、これだけはなぜか別なんです~

    by kikiy
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  10. 評価:5.000 5.0

    懐かしい作品

    週刊少女コミック連載当時、リアルタイムで読んでいた作品です。
    当時はサスペンス漫画、恐怖漫画が数多くありましたが、この作品は新しい風を吹かせた作品だと思います。
    主人公の倫子がある日、暗闇で自身の眼が紫色に光る事に気が付きます。
    そして段々と色濃くなっていく腕にあるアザの存在…
    恐怖や怒りといった感情の高ぶりで豹に変身する事がわかり、変身人間を研究する曽根原先生に執拗に狙われ、能力を試す為に妹の麻衣をさらわれて目の前で惨殺されてしまう…

    監◯された倫子が幼馴染みの慎ちゃんと曽根原先生の別荘から逃げ出した時に出会った小田切さん。
    彼は倫子と同じく変身人間の黒豹だった。
    小田切さんが登場した時は味方が現れたかと思ったのですが、彼の目的は純血種の血を残す事だった…
    小田切さんの最期は切なくも倫子をかばって亡くなってしまいます。
    倫子は娘を出産し、まいと名付け、慎ちゃんが養父となって育てていきます。

    主人公が倫子からまいに変わり新たな展開を迎えますが、やはり最後までハラハラドキドキが止まりません。
    涙なくしては語れない作品です。

    昭和の作品なので、雑誌連載時を知っている世代の方は子供の頃に思いを馳せながら現代との違いを楽しみながら読んでみても良いかもしれません。

    by mekei
    • 0

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