100億の男 9巻
あらすじ
▼第1話/琢矢の賭け▼第2話/デリバティブ▼第3話/契約成立▼第4話/砕け散った夢▼第5話/責任所在▼第6話/買収成功?▼第7話/反目▼第8話/凱旋帰国▼第9話/クーデター▼第10話/裏工作▼第11話/海上の死闘 ●登場人物/富沢琢矢(母親の保証人になったために100億の借金を背負い、自身の人生を久我山天善に売る)、久我山天善(久我山グループ会長。財界の大物)、久我山沙貴(天善の娘。カミジョウコーポレーション常務)、上条和明(カミジョウコーポレーション社長。若手実業家) ●あらすじ/沙貴が勤めるカミジョウコーポレーションの乗っ取りを天善が仕掛けはじめた。このことを知った上条は、急遽帰国を決めた。だが、何としてでもアメリカでのビジネスを成功させ、琢矢に一矢報いたいと思う沙貴は、体を張って上条を説得する。一方ウェルネス社社長との交渉が失敗に終わった琢矢は、自己資金でのウェルネス社買収を計画、ショーケンにデリバティブで元金を90億に増やすように依頼する(第1話)。▼天善は、上条に押さえられたグループ3社の取り戻しに成功した。だが、その3社を売却、その金を上条潰しに使うよう部下に命令した。この動きを受けて、上条関連の株が急騰。実は、ショーケンが投資したデリバティブは、上条の関連会社のものだった。ウェルネス社の株の動きでは、資金次第でテイクオーバーが可能な状況である。このため、琢矢の投資の命運を握っているのは、上条ということになるのだが……(第2話)。 ●本巻の特徴/第9巻で、琢矢はウェルネス社買収に見事成功した。一方、琢矢に敗れた沙貴は、アメリカで行方不明になってしまう。帰国した琢矢は、社長を務めるヤグミ興産を久我山グループから独立させるために、カミジョウコーポレーションと手を組むことを計画する。 ●その他の主な登場キャラクター/ショーケン(第1、2、5、8、10話)、レイチェル(第1、3、4~7話)、永野(第1~3、5~11話)、エリック(第3~7話)、ジョン(第5、7話)、篠田冴子(第8話)、速見香織(第9~11話)
この巻の収録話
独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても、巻として表示している場合があります。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。