100億の男
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あらすじ
平凡なサラリーマンであった富沢琢矢は、母親の借金の保証人になったために、100億の借金を背負う。100億の価値を持つ男となるべく、自身の人生を久我山天善に売るが……。テレビドラマ化もされた人気作!
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みんなのレビュー
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不満の最たるものは
主人公の富沢琢矢と久我山天善の決着がつかずに終わった本作、特に相当屈折気味(天善の娘、沙貴はそう言った)の一流企業マエジマの社長令嬢、まだ女子大生の前島マリエの扱いが残念。
前島マリエは好きでもない相手と政略結婚させようとする母に対する反感から屈折していた。真鍋政一との仕手戦はほとんど何もせずに琢矢とショーケンのお陰で制して(思い掛けないヒントを与えて遊び人の社長婦人が来る場を調べた程度)、15億を手にした。経済連の紅一点の母譲りの資質(沙貴の誉めそやしはどこまで本心か疑わしいが)を開花させ、それを元手にマエジマをお見合い相手のところより大きくした前島マリエが見たかった。
世界中から優秀な生徒が来るビジネススクールで沙貴がかつてない成績を収めた後、塗り変えた楊美娟(ヤン・メイチュワン、若くしてあらゆる分野で中国人に指南している)も本作のキーパーソン。スクールライフの描かれなかった前島マリエだが通う大学は凡庸なところということにして、にも関わらず沙貴と美娟に遜色のない活躍を見せる前島マリエが「第3の真の東洋の奇跡」と称賛されてもよかった。
篠田冴子は亡き夫の株を大事にして元からビジネスに明るくなく、レイチェル・ヘイズワードはウェルネス社の優秀なチーフといっても長じた部門は限定的。母に好きでない学部に行かされていた前島マリエがそこの事柄も極めて母を見返しても良かった(「おもしろくなーい!!」「るせんだョ!!」などのフランクな話し方もしていた前島マリエが母にためていたものを炸裂させる時は女性語を使うのはよかった)。
閑話休題。前島亜美と飯豊まりえを合わせたような名前だが、関係ない(本作は96年に連載終了)。by 前島マリエ通- 0
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3.0
ありがちな
国友先生の「幸せの時間」が以前読んで面白かったから読んだのですが、ありがちな話で感心が持てませんでした。
もう少し100億円を感じさせるような、特殊な主人公の魅力があればよかったのですが。
100億も借金するくらいの母なら、主人公も何かしら気づいていたはずだし、気づいてない鈍感バカなら100億も稼げない気がします。
無料分を読み終わりましたが、それ以上は読み進める興味が湧きませんでした。by ふわりんご- 0
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5.0
母の借金?這い上がる有り!
昔テレビドラマ化有り!緒方直人主演でした!面白かったです!借金地獄からのし上がる話です!借金相手のボスに復讐物語です!漫画のキャラクター多数面白くて、💰金と恋関係で泥沼化傾向有り!ボス倒すため策略推進有り!仲間集め復讐有り!他の漫画も好きです!
by 蛇🐍巳歳昭和(^-^)- 1
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4.0
おもしろい。
100億レベルの借金が突然降ってくることはそうそうなくても、自分のせいではない借金に苦しんでいる人は世の中たくさんいると思う。主人公の男が借金を完済するまでに、あのおじいさんからどのようなビジネス教育を受けて、またどの程度の伸び代のある男なのか、見守るのが楽しみ。
by 匿名希望- 0
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4.0
100億っっっ!!
主人公の富沢は、本当に頭の回転が早くてすごい人だと思います!!機転もきくし、体格もガッチリしていて、彼女思いだし、こんな人っているのかなと思うほど、スゴイ男性だと思いました!
試練が次から次へと起こりますが、彼には幸せになって欲しいです☆by おっちょこちょー- 0
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