100億の男 10巻
あらすじ
▼第1話/株主総会▼第2話/狙われた男▼第3話/犠牲者▼第4話/上条の置き土産▼第5話/倒産!?▼第6話/ゼロの男▼第7話/謎の依頼▼第8話/現われた女▼第9話/宿命の再会▼第10話/希望の光▼第11話/種の行方 ●登場人物/富沢琢矢(母親の保証人になったために100億の借金を背負い、自身の人生を久我山天善に売る)、久我山天善(久我山グループ会長。財界の大物)、久我山沙貴(天善の娘。アメリカで失踪するが、香港でビジネスを成功させる)、上条和明(カミジョウコーポレーション社長。若手実業家)、楊美娟(中国人実力者であったが、琢矢とのスキャンダルで失脚する) ●あらすじ/上条の会社を訪れた琢矢は、重役たちのクーデター計画を知る。上条の失脚をくい留めた琢矢は、カミジョウコーポレーションの株主総会で、カミジョウとヤグミが正式に業務提携することを発表した。しかしその場で上条は、メインバンクと手を切ってしまう。ここで融資を止められると、経営がますます苦しくなるのだが、上条は自身満々に「他の手があるから、銀行からの融資は要らない」と言うのだった(第1話)。▼メインバンクと手を切った上条は、企業振興財団から1千億という破格の融資を受ける契約を交わしていた。だが、その契約には金利の300億円を先払いする、という条件があった。300億も払えないという上条に対し、財団の極東地区代表である速見香織は、琢矢に用立ててもらうようにけしかけた。他に融資のあてがない上条は、業務提携の契約書の書類から偽小切手を作成、速見に300億を支払った。だが……(第2話)。 ●本巻の特徴/上条は何物かによって殺害されてしまう。また、上条が速見に渡した偽小切手のために取り引きが中止になり、琢矢はヤグミ興産社長を解任される。だが琢矢の一連の動きは100億に相当するものだと、借金は帳消しになった。ゼロからのスタートを切った琢矢は、ある人物から穀物の種を渡され、香港へ行くように言われる。香港へ行った琢矢は、そこで楊と沙貴に再会する。 ●その他の登場キャラクター/速見香織(第1~6話)、ショーケン(第7話)、張(第9~11話)
この巻の収録話
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